ダチンノール村
活動記録
2010/12 経過レポート
緑化開始から10年目の1期地区。大きく育った木が分配されると、幹を太くしようと枝打ちをしたり、伐採してさっそく家を建てる木材にしたという住民もいます。畑も増え、それぞれがよく管理するようになりました。
2期地区もすっかり緑です。マツやアカシアなど、ポプラ以外の苗木も目立つようになりました。モミジ、どんぐりはまだ小さいですが元気です。
緑化1年目の3期地区は、早くも草が回復を始めました。今年は雨が多く、草の回復を早めたようです。植えた苗木も多くが根付いています。
1・2期地区では、緑を利用しながらどう維持していくかが今後のテーマです。
2010/8 25次隊 植樹・草方格・緑化地見学
8月16・17日、25次隊が3期地区で植樹と草方格づくりに取り組みました。1年目にしてたちまち草が復活した3期地区。これからの変化が楽しみです。
2期地区~1期地区もぐるりと散策。緑の回復、苗木の成長に、緑化の成果を実感しました。反面、うまくいかなかったことや新たな課題も見られました。
1期地区では今年から木を住民に分けて、それぞれが管理するようになりました。なかには伐採された木もあります。それを放置せずに、萌芽更新して育てることが新たなテーマです。
2010/3~4 10年目の近況と3期地区春植林
いよいよ今年、3期地区の緑化が始まりました。その準備のため、3月下旬に村へ。すると1期地区にたくさんの住民が集まっていました。
2001年に緑化を始めたダチンノール村、これまで1期地区に植え、立派に成長した木を、村のみんなに分配することになったのです。
2010/4 24次隊 植樹・緑化地見学
4月30日、24次隊が今年活動をスタートした3期地区へ。地元の小学生、村の住民と緑化活動を行いました。
モンゴル衣装で登場した小学生たち。緑化隊とチームを組んでマツの植樹に力を合わせました。小さいながらもマツの緑が点々と、砂ばかりの3期地区に広がりました。
マツと黄柳の混交林をめざして。午後は村の人たちと黄柳の枝挿しを行いました。
翌日は、これまで植えた場所の緑化の経過を見学。9年の歩みを見て、3期地区のこれからも楽しみになりました。