ダチンノール村
活動記録
2007/8 17次隊 植樹活動・緑化地見学
8月27・28日、17次隊もダチンノール村を訪れました。27日午後、28日午前と2回の植樹活動、28日午後にはツアー恒例の緑化地見学をしました。
植樹活動1回目は緑化隊のみで、今回初登場の蒙古クヌギを植えました。宿舎の農場で、私たちの仲間が試行錯誤し、どんぐりから作ったポット苗です。植え方もひと手間かけて大事に植えました。
植樹活動2回目は、地元のウルスン中心小学校から5年生40人が参加しました。元気で働き者でやさしい子どもたちに、助けられ励まされながら、とても楽しい共同作業でした。
植樹作業はどちらも2期地区。2日間で、蒙古クヌギ120本、五角楓(モミジ)80本、ニレ170本、サジー80本を植えました。
恒例の緑化地見学ではうれしいことがありました。今回、1次隊以来の参加という方がいらっしゃいました。“当時は砂ばかりだったのがこんなふうになるなんて本当にうれしい”と6年ぶりに活動場所を見て、とても感激していました。
見学は1期地区、2期地区、その向こうの手つかずの場所、の順に緑化の経過や違いを見てもらいました。今回植えた場所の未来も、ちょっと想像できたでしょうか。
2007/8 16次隊 植樹・草方格・緑化地見学
8月4日、16次隊がダチンノール村へ。午前は村の人といっしょに植樹作業、そして午後は緑化地見学と草方格づくりに汗を流しました。
植樹作業は2期地区。7次隊がマツを植えたエリアの隣に、ニレ、ヤマアンズ、モミジ、サジーのポット苗を植えました。
午後は1期地区から2期地区、その向こうと、緑化の経過を見学しました。今回は何かの花粉のせいか、花粉症のような症状の人もちらほら。草の量も種類も増えたということで、うれしい悩み、です。生きものも増えました。砂の上にいろんな足跡を見つけたり、突然飛び立つキジに驚いたりしました。
見学の後は、草方格づくりをしました。風の通り道になるところで、砂の流動を抑えようというねらいです。
稲ワラでさくさくと、コツをつかんだら一気に完成しました。
2007/6 15次隊 活動地見学・草方格づくり
6月16日、緑化地見学と草方格づくりをしました。1次隊、3次隊といった初期の参加者がいた15次隊。3次隊の列は活着が悪く、がっかりさせてしまいましたが、砂ばかりだった1期地区の変わり様に驚いていました。
2期地区、その向こうの手つかずの場所、と緑化の経過を見学し、順調に緑が回復している様子と、一方で緑化後の管理という課題を抱えている状態も見てもらいました。
見学の後は1期地区で草方格づくり。風の通り道で砂が広がる場所がまだあります。稲ワラ草方格をつくって、ワラの隙間には牧草の種蒔きも。砂が飛ばなくなり、牧草も採れるようになったらうれしいです。
2007/4 14次隊の活動Ⅱ―砂漠水田・ポット苗づくり
ダチンノール村の活動ではないですが、活動拠点である農場(砂漠宿舎)で、ポット苗づくり・砂漠水田づくりをしました。
砂漠水田は、底にビニールを敷くため、とにかく土(砂)を掘る、という土木作業でした。この地域で田んぼづくりが上手だと評判の農民、ウリトンビリガさんが指導をしてくれました。
2007/4 14次隊の活動Ⅰ―緑化地見学
4月30日。ツアーの始まりは、ダチンノール村緑化地見学でした。1期地区から2期地区へと全体を歩き、これまでの活動・成果を確認しました。
すっかり緑を取り戻した活動地なのですが、近頃、緑化後の管理が大きな問題になっています。柵の壊れたところから家畜が入ってしまうのです。
4月に入って、村では管理をどうするかの話合いが続き、下旬にようやく柵を直すことや管理人を置くことが決まりました。