砂漠化を知ろう
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活動のはじまり
「文明のあとに砂漠化あり」――豊かな土地に栄えた古代文明は、大地から緑を奪い、砂漠を残して滅びました。
現代文明は、同じ道をたどるのでしょうか。近年の砂漠化も、人間の活動が主な原因です。
人の手で失ってしまったのなら、人の手で取り戻そう―
2001年に開始した緑化活動は、村から村へ広がっています。
活動のはじまり
植林地域手前の砂漠地帯 |
緑が広がる活動地 |
砂漠化の現状と砂漠化防止の取り組みを知るため、2000年夏、内モンゴル・ホルチン沙漠にある「沙漠植林ボランティア協会」の活動地を訪れました。
砂丘が連なる広大な砂漠地帯を初めて目にして、一方で活動地の緑の多さに驚きました。1994年から当地で活動する沙漠植林ボランティア協会は、現地の人達とスクラムを組み、効果的に緑化を進めていました。
外来者がスポット的に行う植林でなく、いろいろな交流や支援を通して理解者を増やし、大きな流れを現地住民の中に育てていました。それでも広大な砂漠が相手であるため、活動の強化が必要となっている状況もわかりました。
長年の経験と実績をもつ同協会と協力し、この活動を地域に広めようと、2001年春、ひとつの村で住民と共同の緑化活動を開始しました。
【プロジェクト沿革】
2000年 | ホルチン沙漠視察 | |
2001年 | ダチンノール村55haを対象に住民と共同活動を開始 | |
2003年 | ダチンノール村 活動地を拡張 科左後旗を視察 新たな活動を模索 |
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2004年 | ダチンノール村2期地区の緑化開始 満斗中学校で活動開始 |
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2005年 | 家庭農牧場支援を開始 リャンサップ村で活動開始 |
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2006年 | チョグチグー村、ヤミンアイリ村で活動開始 | |
2007年 | アゴラ中学、西ハイスカイ村で開始 | |
2008年 | ウリゴンホトグ村、南ガラタシ村で活動開始 | |
2009年 | アシン村、北ガラタシ村で開始 | |
2010年 | ブッティルモ村、ダチンノール村3期地区で活動開始 |