寄付のお願い
家庭農牧場募金
家庭規模で緑化に取り組み、それぞれが取り戻した緑を大切にすることで、地域全体の砂漠化防止につながるのではと考え、2005年から募金による支援を開始しました。
2012年までに141戸を応援し、それぞれの場所で緑を取り戻しています。
>家庭農牧場レポート
家庭農牧場募金は、2012年度(2013年支援分)で受付を終了しました。今後は支援家庭の緑化の経過を見守り、緑を守り育てる活動に重点を移していきます。
>家庭農牧場募金 報告とお礼(2013.03.01)
今後は、取り戻した緑を再び砂漠化させないよう、緑化地の維持管理に、住民・地元政府といっしょに取り組んでまいります。引き続き、砂漠緑化活動へのご支援をよろしくお願いしいたします。
【受付口座】 | 郵便振替 | 00130-2-68026 FoE Japan (通信欄に「砂漠寄付」とご記入ください) |
銀行振込 | 三菱東京UFJ銀行 目白支店 普通 3932089 エフ・オー・イー・ジャパン (お名前・ご住所・送金内容を、担当和田までお知らせください) |
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●寄附金控除のお知らせ |
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【問合せ】 FoE Japan 砂漠緑化プロジェクト 和田 |
「家庭農牧場」とは?
家庭農牧場とは、砂漠を緑化再生し、農地・牧草地として活用する家庭規模の緑化モデルです。
柵で囲い、苗木を植えて砂の流動を抑え、畑や牧草地に転用し、半農半牧の暮らしに役立てます。各家庭と地元政府、FoE Japanが連携・協力し、3年計画で実施します。
右写真)ダチンノール村・・・およそ3年で砂の大地に緑が回復。畑の活用も可能になった。一時期、家や畑が砂に埋もれ移住する人が増えたが、残った住民は希望をもち、新たな区画の緑化を始めている。
農牧民を支援する理由
ここ数年、現地への移動中、街道沿いの緑の多さに驚いています。活動を始めた当時は、あちこちで白い砂漠が道路脇まで迫り、風の強い春には路上に流れ込んでいました。今ではたくさんのポプラが植えられています。地元政府が積極的に植樹を進めるようになったのです。
しかし植樹の中心は街道沿い。苗木や水などの物資輸送、人のアプローチも容易です。一方、街道から外れると事情は一転しなかなか手がつけられません。そこには依然として白い砂漠が広がっています。
政府ではなく、農牧民自身が緑化しなくてはなりません。
私たちは、農牧民への直接支援が必要だという考えから、2005年、「家庭農牧場募金」を開始しました。集まった募金で、苗木代や柵代の一部を各家庭に支援していきます。
農牧民ひとりひとりに、自ら取り戻した緑を大切にし再び砂漠化させない気持ちを育てることが、地域全体の砂漠化防止につながると考えています。
募金でできること
例えば9ha(300m×300m)の農牧場をつくる場合、囲柵や苗木代で約15万円の資金が必要です。 しかし住民は資金不足で始められないのが現状です。
住民が家庭農牧場づくりを始められるよう、資金の一部(*)を支援するのが「家庭農牧場募金」です。現地では、緑化の成果を見た多くの住民から支援の希望が寄せられています。
*1ha(100m×100m)当り5,000円を目安に、各家庭の計画や募金総額に応じて支援を行います。
*募金総額の15%は聞き取り・調査のための現地移動費・報告経費に充てさせていただきます。