砂漠化を知ろう
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ダチンノール村
村について
典型的な農牧民の家 牛、ヤギ、羊、馬などを飼う |
人口 :38戸158人 (2004年)
暮らし:住民の暮らしは、農業が主体で家畜も飼っている半農半牧の生活。村落は、砂丘の間に点々とあり、移動砂丘によって家や畑が埋まり、移住を余儀なくされることもあります。
この村でも、2002年に22戸の家庭が、砂漠化の影響が少ない地域へ移住しています。
村名ダチンノールの「ノール」は「湖」という意味。名前の由来通り、かつて村には湖がありましたが、20年程前に干上がってしまったそうです。
活動計画
活動開始時(2001年) 西柵へ押し寄せる砂丘 |
第1期緑化地域(2001年~) 55ha(0.55k㎡)
東西550m×南北1,000mを対象に緑化を開始。囲い柵で放牧家畜の進入を防ぎ、植樹によって緑の回復を図り、砂の流動を固定します。
緑が回復した土地は、適性を見ながら住民による農地や牧草地としての活用を進め、半農半牧の暮らしに役立てます。
第2期緑化地域(2004年~) 50ha(0.5k㎡)
1期地域の西柵沿いでは、外部から砂が流れ込み、柵沿いの苗木が育たず、自生した草も枯れてしまう状況でした。
西側には流動砂丘が大きく広がり、この流砂を防がないと緑化地も砂漠に戻ってしまうため、緑化地域を西側へ拡張することを住民と決定。植樹や草方格づくりによって、砂が流れを抑え、流動砂丘の固定を図ります。
活動記録