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第28回 緑化ツアー報告(2)
●緑化12年のダチンノール村へ
ダチンノール村で緑化を始めて12年が経ちます。開始当時は、バイスグ村のような砂ばかりの場所でしたが、いまでは草に覆われ、植えた苗木が大きく育っています。今回は、3期地区(2010年開始)で、地元の子どもたちといっしょに、マツとポプラを植えました。
緑化隊と子どもたちが2~3人1組になって、作業が始まりました。身振り手振りでのコミュニケーションもすぐに意気投合。苗木運びに水運びに駆けまわる子どもたちに助けられ、どんどん植えていく組、ゆっくりじっくり植えていく組、それぞれのペースで植えていきました。
元気いっぱいの子どもたちと植樹作業 |
作業の前後には、これまで植えた場所をみていただきました。3期地区ではこれまで植えたマツがたくさん根を張っていました。これから大きくなるのが楽しみです。
2期地区では4年前にマツを植え、黄柳の枝挿しをした場所に、柵の外から砂が流れこみ、柵近くの苗木が埋もれていました。なにもなければ砂が流れるところを、ここに植えたマツや黄柳が、砂の流れを抑えているのを見て、残った苗木や草の回復が、きっと砂の流動を止めてくれる、そうなってほしいと思いました。
3年前に植えたマツ、大きくなるのはこれから。 |
砂丘が流動し、柵が何度も飲まれた。 |
柵沿いのマツや黄柳が、体を張って砂が流れるのを抑えてくれました。 |