蒙古族実験中学
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活動記録
2005/10 秋植林実施 生徒150人でポプラ・ニレ植樹
10月26日、秋植林を行いました。蒙古族実験中学として初の植樹活動。生徒150人が、ポプラ5000本・ニレ(ポット苗)1000本を植えました。
4人1組で、穴掘りや水運びなどを分担しての作業。水は、ビニールシートを敷いた池をいくつか作り、井戸からホースで送った水を溜め、池からバケツで運びました。
大人数で、広範囲の植樹作業になりました。その翌日、翌々日には雨が降ってくれたので、苗木の活着が期待できます。
2005/8 中学統廃合で満斗中がなくなる!?
突然のことですが、満斗中学を含める4つのモンゴル族の中学校が1つに統合されました。
夏休み中の7月終わりに決まり、この新学期から、カンチカ(満斗から車で15分、大きな町)にある新しい中学校に移りました。生徒数が定員に満たない学校は統合という通遼市の決定があったそうです。
満斗中学の活動はどうなるのか、苗畑もどうなるのか、と心配していましたが、9月に入って、新しい中学校の緑化基地として、引き続き、生徒たちが活動を行なうことが決まりました。
新学期が始まり、さっそく苗畑の草取りを行なったそうです。
緑化に熱心だった満斗中の校長先生も新中学に移り、引き続き緑化活動をすすめてくれることになりました。校長先生は新しい先生ですが、新校長も熱心そうなので期待しています。
2005/8 緑が増えた活動地
夏の活動地の様子です。今年は20年来とも言われる大雨のため、荒地も草がいっぱいでした。草の緑も色々、花も今までになかったものが色とりどりに咲いていました。
草が急に増えて、皆で植えた小さな苗木に覆いかぶさる程の所も見られ、苗木が草に負けないか心配にすらなってきました。あまりいなかった蚊やバッタも、どっと増えていました。
でも荒地の一角には砂地が目立つ所もありました。何らかの手当てが必要です。ここが緑になれば安心です。しかし本当の問題は、今後村の住民がこの緑を再び傷めてしまわないかということです。緑を大切にする心を中学生とともにはぐくみたいと願ってます。