蒙古族実験中学
活動記録
管理を満斗村へ、その後の活動と経過
2005年の統合に伴う移転のため、学校資産のうち北側の荒地
(活動地)は満斗村に返却され、その他建物などは売却対象となり、管理も移管されました。
売却先が決まる2007年まで、FoE Japanで苗畑の一部を借り、松、山杏、ポプラなどの苗木栽培に使わせてもらいました。ここにあった最後の苗木は2009年4月に引き取り中学での活動は終了しました。
一方、活動地が移管された満斗村では緑化活動や管理の気運が十分でなく2006年以降活動地の管理は悪化しました。
それでも生徒と緑化隊が植えた苗木は生長を続け、毎年夏には大きな緑の葉をパタパタと風になびかせています。今後も成長を見ながら、村との繋がりを継続拡大してゆきたいと思っています。
2006/6 12次隊 中学校訪問
6月13日。植樹活動を予定していたのですが、朝から雨・・・。カミナリも鳴り強く降っていたため、残念ながら活動は中止になりました。この日は生徒1クラスと12次隊共同で、活動地北部分にある大きな砂丘の斜面から北柵の間に、ニレのポット苗400本を植える計画でした。
予定を変更して中学校を訪問しました。校長先生に会い、緑化活動について、学校教育についてなどお話を聞きました。
12次隊には中学校の元校長先生がいたので、“日中校長対談”も実現。日本の校長先生は、教室の生徒たちの目の輝きに驚いていました。
2006/5 11次隊 苗畑で苗木掘り
ツアー4日目の5月2日。苗畑で苗木掘りをしました。
挿し木をしてちょうど1年経ったポプラの苗は、1メートルぐらいに成長していました。1本1本、スコップで掘り起こす作業。しっかりと根をはっていて、引き抜くのにひと苦労の苗もたくさんありました。
道路の向かいのもうひとつの苗畑も合わせて、この春のリャンサップ村の植林に使います。
2006/4 リャンサップ村に苗木プレゼント
11次緑化隊の訪問に先立ち、ここで育てた苗木2万本を隣にあるリャンサップ村にプレゼントしました。村人総出で掘り取り、前年村で囲っておいた荒地に植えました。
~苗木の経過~
生育は順調で、村の人たちは“木が大きくなり遠くから見ると緑がきれいだよ”と喜んでいます。