西ハイスカイ村
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活動記録
2009/12 経過レポート
2年目も、住民が春植林を行いました。活動地は村の住民に場所を分けられてあり、住民はそれぞれ自分の場所に苗木を植え、手入れをしています。
ポプラの列の間に畑をつくる人も増え、あちこちにマメやソバの畑ができました。昨年植えた苗木も目立つようになり、草も回復し、活動地全体に緑がぐっと増えました。
1年目に植えた苗木も順調です。一方で、風の強い場所や風の通り道にあたる場所は砂が飛ばされ、根が出て枯れてしまったり、砂に埋もれてしまった苗木もありました。それでも草が回復し始めているので、今後は徐々に砂の流動が抑えられると思います。
これまでポプラを中心に植えてきましたが、今後いろいろな種類の苗木を植えたいと考え、村ではどんぐり(蒙古クヌギ)の苗木を育成中、11月にはポット苗を作りました。
去年から課題だった囲い柵。流動砂丘が多く、柵が砂に埋もれたり風で砂が飛ばされ倒れてしまうことが頻繁にありましたが、今年は管理が行き届き、倒れた杭もすぐに直していました。まだ流動砂丘があるため、引き続き見守ります。
2009/8 23次隊 草方格づくり
8月29日、23次隊最後の活動は、草方格づくりです。ここ、西ハイスカイ村の活動地は、まだまだ砂の流動がある状況です。
今回は、風の通り道となる砂丘の谷間(右の写真)に草方格を作り、砂の流動を抑えようというもの。風の通り道では砂がえぐられ、その先に新たに砂丘が作られ、砂丘が動いているように見える「流動砂丘」が生まれます。
稲わらを格子状に砂に敷き詰めた「草方格」。砂の動きをしっかりと抑えてくれますように。
2009/5 21次隊 植樹(防風垣づくり)
5月4日、21次隊が柵沿いにサジーを植えました。まだまだ砂の流動の多い活動地。柵沿いに防風垣をつくって、柵を守ること、砂を固定させることがねらいです。
午前中の作業で300本。柵沿いに数列と、去年作った草方格の中に植えていきました。これが21次隊の最後の活動。みんな作業に慣れ、チームワークもよく、植える場所を考えながら進めていました。
サジー(沙棘)
・・・グミ科の植物で小さな実がなります。日本でも最近、サジージュースが注目されています。
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