ヤミンアイリ村
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活動記録
2006/8 13次隊と住民 緑化活動
8月25日。緑化隊が初めてヤミンアイリ村へ。村で最初の共同作業に、たくさんの住民が集まり、小学校の子どもたちも参加して、とてもにぎやかな活動になりました。
住民・小学生・緑化隊で3人1組になり、みんなでニレ200本、マツ200本を植えました。子どもたちはバケツの水汲みにも元気いっぱいに走り回っていました。
活動地は、地表の草が剥がれ砂漠化しつつあるという場所。地形も砂丘ででこぼこしています。活動地のすぐとなりには、緑の草原(放牧地)が広がっているのでその違いがよくわかります。
作業後、村から少し離れたアゴラ鎮(鎮=行政区の呼び方)にあるオボ山に登ってみました。頂上から眺めると、小さな湖も森もある緑の多い地域だということ、そしてそんなところにも砂漠が押し寄せている状況がよくわかりました。
2006/4 囲柵づくり開始
4月17日から囲柵づくりが始まりました。村で最初の緑化活動です。地面が凍っている3月に、コンクリート杭は運んでありました。地面の氷が解けると重いものは運べなくなるのです。
19~21日は季節外れの大雪と雪解け水のため作業はできず、22日に再開しました。この日はコンクリート杭の間に柳の枝の杭を立てる作業から。村には柳がたくさんあり、枝を切って木杭にしているのです。
(枝は切ったばかりで、何割かは根が生え新しく成長し、強い自然の柵に育っていきます。)
次に金網張りです。金網ロールの端を杭に取り付け、ロールを地面上で転がし、必要なところで起こし、引っ張りながら杭に縛りつける方法でした。今までこの作業を見たことがなかったので興味津々でした。
風が強く、寒い日だったので、100m張ったところで終わりとなりました。春のうちに囲柵の一辺を完成させ、残りは夏までに完成させて、木を植えるのは夏の終わりからの予定です。
この日はボウシ村長さんの家を訪ねたのですが、奥さん(40歳くらい)から、「ごめんください」という言葉が。「日本語?」と聞いたらそうだという。なんと小学校の頃、日本語の授業があったそうです。驚きました。
今は残念ながら中学校では英語の授業になってしまっています。
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