寄付のお願い
家庭農牧場募金 お礼と報告
親戚・友人が助け合って行なう植樹 回復後、畑でマメやソバを育てる |
砂漠化した大地に緑を取り戻そう――内モンゴルで緑化を始めて12年になりました。村単位での取り組みに加え、2005年に「家庭農牧場」支援を開始しました。
「家庭農牧場」とは、砂漠を緑化し、農地や牧草地に活用する家庭規模の緑化モデルです。家庭規模で緑化に取り組み、それぞれが取り戻した緑を大切にすることで、地域全体の砂漠化防止につながると考えています。
1年間に寄せられた募金で、次の年の支援を行っています。
2005年から2012年までに、141戸を応援することができ、それぞれの場所で緑を取り戻しています。
>家庭農牧場レポートはこちら
>2012夏ビデオレポート「家庭農牧場支援」はこちら
●2012年募金報告
今年度もたくさんのご支援をいただきました。この春、緑化を始める住民の活動支援に大切に使わせていただきます。ご協力ありがとうございました。
【募金期間】 2012年 3月~2013年 2月 |
【募金額】 805,791円 |
●募金終了のお知らせ
現地では緑化への意識がだいぶ広まりました。近年は、地元政府から村まで、放牧の制限や、木を植え活着すれば「林権証」などの個人の権利が与えられるなど、砂漠化防止・緑化の対策を進めており、それが住民にも浸透し、緑化に積極的に取り組むようになりました。
活動をとりまく状況の変化にともない、私たちの活動も、緑を取り戻す活動(苗木や資材の支援)から、緑を守り育てる活動に重点を移していきます。家庭農牧場は、今回寄せられた募金での支援(2013年春開始)で終了とすることにしました。
今後は、これまで支援した村や家庭の緑化の経過を見守り、再び砂漠に戻らないよう維持管理の方法・技術を地元政府や住民と考え、実践し、地域に広めていこうと思っています。
現地の近況は、ウェブサイトで随時報告します。ぜひ、緑化の経過を見守ってください。