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チョグチグー村
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活動記録
2008/10 緑化の経過
村では引き続き、柵の点検・補修を行っています。1、2年目に植えた苗は嵩が増し、防風・流砂防止に役立つようになってきました。回復地の一部では畑の利用も始まりました。
1年目、資材の活用効率を考えあまりに広く囲ったこと、また村の体制が整備不足だったことから、柵のほころびもあり管理がきちんとできませんでした。
2、3年目は周辺内側を小さく囲う柵を追加するとともに、柵の補修も強化。この結果、1年目は家畜の食害がひどかったものが、小さめに囲いなおした所では食害がほとんどなくなり大きな効果が見られました。
3年の活動で、苗木の生長もはっきりみられるようになり、一面の砂地だった所が草の自然再生と農民による耕作地化により飛砂が減少しました。
337haの中心部はまだ白い砂地が残っていますが、周辺の緑の回復と防風林の成長に伴い、次第に自生の草が増えるなど回復が進むものと期待しています。村への支援は終了しましたが、引き続き交流を続け、村の取り組み・管理状況をフォローしていきます。
2008/4 柵追加と補植
チョグチグー村の活動地は面積が大きく、1年目は広すぎて柵の管理が難しかったという反省から、昨年は柵を小さく囲い直して緑化作業を進めました。
この春は、昨年小さく囲ったところの西に囲いをいくつか増やし、補植もしました。5月になると、昨年に比べ、緑のポプラの嵩がぐっと増え始めたように見えました。今年は樹木の生長ペースが改善されると期待しています。