砂漠化を知ろう
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チョグチグー村
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村について
人口: 60戸 266人
面積: 2,300ha
暮らし:半農半牧
20年ほど前、砂漠が広がり危機的な状況でした。その後すこしづつ木を植え、10年ほど前から植樹を加速させてきました。
昨年までで白い砂漠は大幅に減り、今回要請のあった場所だけが手つかずで残っています。ここの緑化ができれば、この村から白い砂漠はなくなります。
活動計画
一面、砂。とにかく広い 大きな木もわずかに残る |
2005年、マンハン地区では家庭支援を開始しました。そこで効果的な緑化手法のお手本になる緑化モデルをつくろうとマンハン政府と相談し、チョグチグー村と共同で実践することになりました。
チョグチグー村には砂丘が連なる砂漠があります。村民の希望を聞き、現場を歩いて緑化計画を話し合い、06年春に実践活動が始まりました。
対象地:337ha
主体: 村民60家族
期間: 2006年4月~ 3年
1年目: 柵の設置、井戸掘り、防風林植樹
低地にポプラをまず植える。順調に育てば、2年後には防風効果が期待でき、低い砂丘に自生の草が育ち、砂の流動が抑えられる。
2~3年目:ニレ・マツほかの植樹、牧草の栽培
次の段階で、ニレやマツなど郷土種を植え始める。成長は遅いが、周囲に草があって砂が飛ばなければ活着はよい。加えて牧草も活用。牧草栽培と自生の草で、草地の回復を早める。この牧草は、家畜の餌としても役立ちます。
マンハン政府、チョグチグー村、FoE Japan が連携・協力して実施します。