砂漠化を知ろう
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ブッティルモ村
村について
ブッティルモは「曲がった木」という意味、ニレの曲がった木があったことが村の名前の由来だそうです。
南ガラタシ村(08年開始)と北ガラタシ村(09年開始)と同じガラタシガチャにある村です。
(ガチャ=村のひとつ上の行政区分)
白い砂漠が現れたのは20年ぐらい前から。大きな原因は家畜の放牧が増えたことです。その前はシャバガ(草の種類)がたくさんあり、黄柳や柳も多かった。――砂漠化について村長さんが言いました。
村は半農半牧の暮らしです。家畜は牛が多く、ヤギ・羊はいません(草を根こそぎ食べるため03年に放牧禁止に、06年には飼う人がいなくなった)。
ガラタシガチャでは今年から禁牧になったので家畜による食害はなくなりそうです。
● 村のデータ[2009年9月現在]
家族数・・・75戸 人口・・・295人
面積・・・1,753ha (うち耕地207ha、林地220ha)
活動計画
活動面積: 40ha
期間: 2010年 4月~ 3年
活動地の様子(2009/9) |
活動地は、いままで村の放牧地として使っていたところ。東側に低い平らな草地、北側に砂丘が連なる荒地、中央から西側・南側は白い砂地になっています。
柵で囲い、ポプラ、マツ、文冠果、それに潅木の沙柳を植える計画です。村の39人で場所を分け、柵を管理し、木を育てます。
ガラタシガチャは南ガラタシ村、北ガラタシ村とも植えた後の管理がよく、家畜の食害がほとんど発生していません。ここブッティルモでもそうなってほしいです。