南極保全
4/25は世界ペンギンデー! 守ろう!最後の氷の楽園 “南極海”
(C)John Weller |
【PENGUINS... HAPPY?】 |
地球上でもっとも手つかずの自然が残る南極海―― 南極大陸と南極海には1万種以上の生きものが生息し、他の地域にはみられない特有の生態系が育まれています。
ところが今、その生態系に危機が迫っています。気候変動は確実に南極に影響を及ぼしているのです。生きものたちがその急速な変化に適応するには、人間活動による負荷を最小限にする必要があります。さらに漁業の拡大や密漁も、貴重な南極生態系を脅かしています。
南半球にしかいないペンギンは20種類弱で南極海が主要な生息地です。代表的なコウテイペンギンは気候変動の影響もあり60万羽を切っていると言われます。今回、世界ペンギンデーに合わせて、ペンギン専門家からメッセージを頂きました。今年の10月には再び南極海に海洋保護区を設ける国際交渉が予定されています。ペンギンたちや貴重な生態系を守る今がチャンスです!
国際署名 https://antarcticocean.org/ja/
詳細はこちら https://www.foejapan.org/climate/antarctica/
メッセージ
●ペンギン会議 研究員 上田一生さん
「世界の海はつながっています。ペンギンたちが泳ぐ南極海も、地球の海の一部です。この星にくらすすべての生命が、豊かな海を必要としています。南極海を「みんなの海」にしましょう!!」
●長崎ペンギン水族館 楠田幸雄さん
「ペンギン王国日本では、約4,000羽のペンギンたちが人気者として飼育展示され、繁殖によって毎年増加しています。一方、彼らの故郷では悲しいことに生息数が激減や減少と言われています。
「世界ペンギンデー」を通して、野生のペンギンたちに「元気な幸せ環境」を守ってあげましょう!」
https://penguin-aqua.jp
※FoE Japanは、Antarctic and Southern Ocean Coalition(ASOC)と、Antarctic Ocean Alliance(AOA)の国際キャンペーンに参加しています。