プロジェクト
福島ぽかぽかプロジェクト
原発事故のあと、政府は年間積算線量が20ミリシーベルトを超える地域を避難指示区域としました。FoE Japanは、少なくとも公衆の被ばく限度である「年1ミリシーベルト」以上の地域では、避難してもとどまっても支援・賠償が受けられる「避難の権利」を認めるべきであると運動を展開してきました。しかし、日本政府は方針を変えず、結果として、避難したくてもさまざまな理由で避難できなかったり、帰還を余儀なくされる事態が生じました。
これをうけ、私たちは、他団体と協力して「福島ぽかぽかプロジェクト」という週末保養プログラムを開始しました。猪苗代の元ペンションを団体で借りうけ、保養拠点「ぽかぽかハウス」として活用しています。子どもたちの野外活動だけでなく、環境教育の場として、また、親たちが不安や悩みを話す場としても重要な役割を担っています。参加者からボランティアやスタッフも育っています。