プロジェクト

柏崎刈羽原発

柏崎刈羽原発は、新潟県柏崎市と刈羽村に位置する東京電力が有する原子力発電所です。発電された電気は首都圏に送られていました。2007年の新潟県中越沖地震により、稼働する全ての原子炉は停止しました。その後、原子炉の一部は運転が再開されますが、2011年福島第一原発事故後、再度、すべての原子炉が停止しました。

2017年12月に原子力規制委員会は、6、7号機に対して新規制基準にもとづく審査書を了承しました。しかし、2020年3月以降、IDカード不正使用、テロリストなどの侵入を検知する設備が壊れるなど、核防護や安全対策上の問題が次々に発覚したため、2021年4月には、柏崎刈羽原発にある核燃料の移動を禁止する行政処分を下しました。

その後、2023年12月に核燃料の移動を禁じる命令は解除され、2024年4月には7号機に燃料が装荷されました。しかし、7号機のテロ対策施設の設置が遅延し、設置期限である2025年10月に間に合わなくなることから、東電は6号機の再稼働を先行させると発表。2025年6月には、6号機に燃料装荷が行われました。同11月には新潟県知事が再稼働を容認するなど、動きが加速しています。

 

柏崎刈羽原発

 

2022.02.102024.07.10

脱原発の必要性