日本は、木材需要の多くを、海外の森林に依存してきました。その一方、生産国では違法伐採や森林破壊などの問題が後を絶たず、豊かな生物多様性は失われ、森の恵みを糧とした住民の生活が壊されています。伐採された国や出所の分からない木材から作られた家具・住宅用の建材を知らないうちに使い続けることは、快適さと引き換えに海外の森林を破壊することにつながります。同様の問題が、近年では国内の森林にも発生しています。
FoE Japanは、国内外の森林を調査し、提言を行うと同時に、生産者のみえる木材＝フェアウッドの普及により企業や一般の木材消費を変えるために活動しています。