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「私たちは毎日危険と隣り合わせに生きている」ーアメリカ・メキシコ湾岸ガス開発現場視察報告(1)
アメリカ南東部に位置するメキシコ湾岸。その名の通り、海岸線はアメリカからメキシコへと伸び、湾を出るとキューバ、そしてカリブ海へと繋がっています。
生物多様性豊かなテキサス州やルイジアナ州の沿岸地域は、近年巨大化するハリケー ...
アンモニア混焼と輸入木質バイオマス発電の課題〜JERA石炭火力発電所の視察から〜
2月初旬、愛知県にある碧南火力発電所と武豊火力発電所を、気候ネットワーク主催のスタディツアーで視察しました。この2つの発電所は、日本最大の火力発電会社であるJERAによるものです。
碧南火力発電所は、石炭火力発電所としては ...
横須賀石炭訴訟控訴審は棄却。最高裁へ
2024年2月22日、横須賀石炭火力控訴審の判決がありました。
原告含め、冷たい小雨が降る中、約70人が集まりました。判決は開廷直後、「本件控訴をいずれも棄却する、控訴費用は原告がもつ。以上」との一言で、わずか10秒ほどで ...
バイデン政権によるLNG輸出許可一時停止の意味とは
2023年1月26日、米バイデン政権が化石燃料の一種である液化天然ガスについて輸出許可申請がされている事業に対する許認可の判断を一時停止すると発表しました。その間に認可の際の判断基準の改訂をするとしています。その背景には深刻化する気候 ...
【FoE インターナショナル プレスリリース】COP28~気候資金に欠け、「誤った対策」に満ちた結果に
2023年12月13日
ドバイ(アラブ首長国連邦)
第28回国連気候変動枠組条約締約国会議(COP28)は、「迅速かつ公平で資金支援のともなった完全な化石燃料の生産・使用の段階廃止」に合意することなく失敗に終わり ...
COP28閉幕間近〜FoEインターナショナルによる記者会見〜
12月12日、COP28の閉幕を前に、FoEインターナショナルは記者会見を行いました。
議長は12日午前中の閉幕を目指していましたが、11日の夕方にグローバルストックテイク(GST)の新たな交渉文書がようやく出るなど、今も ...
ドバイ会議終盤〜主要論点のゆくえ〜
12月8日、COP28議長は11日から始まる閣僚級会合に向けて、Majlis(マジリス)という単発の委員会を設立しました。Majlisでは、グローバルストックテイク、適応世界目標、公正な移行、そしてパリ協定第2条1項cなどの資金・実施 ...
COPは化石燃料ロビイストで溢れかえっている!? – 化石燃料廃止に向けた強い取り組みは打ち出されるのか?
ドバイで11月30日から開催されているCOP28の第一週目が終わりを迎え、折り返し地点にきています。一週目には、ハイレベルセグメントやワールドリーダーズサミットで各国首脳らがスピーチを行い、議長国等による政治声明も数多く出されました。 ...
COP28「公正な移行」のゆくえ〜未来へ責任ある行動を選択できるか〜
今回のCOP28では、昨年の第4回パリ協定締約国会合にて設置が合意された、公正な移行に向けた作業計画(Work programme on Just Transition、 JTWP)についての交渉が進んでいます。
「公正な ...