砂漠化を知ろう
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アゴラ中学
学校について
オボ山から見た中学校 |
きれいな草原が広がるアゴラ鎮は、中心部に政府建物や清時代の寺院、オボ山と呼ばれる小さな山(この地域ではめずらしい)、大きな池があり、このあたりを中心に旅遊区となっています。
オボ山の山頂から眺めると、地域の状況がよくわかります。北には、東西に長く伸びる砂漠化地域が白く目立ち、羊・ヤギの放牧によって草木の緑がほとんどなくなった放牧地も見られます。
学校は鎮の中心部にあり、校舎の北側に学校林がありますが、そのまた北では砂漠が広がり、学校林にも迫っているという状況です。
アゴラ中学校について:
小学校を併設。生徒数800名、先生100名。寄宿舎あり。
活動計画
校舎北側に広がる砂漠 苗畑で苗木づくりから |
アゴラ出身の鎮長ニーマーさんに、アゴラ鎮の砂漠化の状況を聞き、2006年、ヤミンアイリ村で緑化活動を開始しました。その後、同じアゴラ地区にあるアゴラ中学で、学校北側の緑化を応援してほしいとの要望を受けました。
2006年10月、学校・鎮政府と話し合い、学校林とその北側の調査を行ない、翌年3月に活動を開始することを決めました。
対象地: 90ha
期間: 2007年4月~ 3年
緑化活動は、苗畑づくりから始めることになりました。1年目春、学校内の敷地に苗畑をつくり、ポプラを挿し木して苗木を育て始めました。
そして翌年、この苗を使って学校北側の植樹を行なう計画です。