認定特定非営利活動法人

2001年にダチンノール村で緑化活動を開始してから少しずつ活動を広げていきました。チョロト鎮（鎮＝日本でいう市や町に相当）から緑化に協力してほしいと要請を受けて、2007年、南ガラタシ村を訪れました。

開始時はさらさらの砂が広がっていた （2008年4月） 村の子どもたちとマツを植える緑化隊 （2009年8月）

村には防風林や畑も多く見られました。一画には白い砂漠が広がっていました。長い間、村の放牧地として利用され、草はほとんど食べられてしまった場所でした。

印象的だったのはヤギ・羊の群れです。草を根こそぎ食べるヤギ・羊は放牧制限する地域も増えていたからです。

１ｋｍ四方を対象に、2008年から緑化を開始しました。開始と同時に鎮長がヤギ・羊の放牧制限を呼びかけ、村では柵の管理人を決めるなど、村も鎮も協力して取り組み、順調に緑が回復していきました。

その経過を見て、チョロト鎮では北ガラタシ村やブッティルモ村でも緑化を開始しました。いまでは他の村から見学に訪れ、村長にアドバイスを聞くなど、緑化活動のお手本になっています。

南ガラタシ村、北ガラタシ村の緑化の経過をビデオにおさめました。開始時の様子と合わせて、ぜひご覧ください。



ビデオレポート2012夏：南ガラタシ村・北ガラタシ村　（8分40秒）

＞第１回「ダチンノール村」
＞第２回「満斗中学～リャンサップ村」
＞第３回「西ハイスカイ村・ウリゴンホトグ村」
＞第４回「チョグチグー村」
＞第６回「家庭農牧場支援」