認定特定非営利活動法人

2001年にダチンノール村で緑化活動を開始してから少しずつ周辺の村に活動を広げ、2005年に家庭規模で緑化に取り組む「家庭農牧場」支援をマンハン地区で始めました。

翌年、マンハン地区のチョグチグー村で、モデルになるような緑化を実践しようと活動を開始。337haという広い面積を設定し、村の60家族が取り組みました。

地獄の砂漠と呼ばれる「タービンチャガン」に近く、砂漠化が深刻な地域ですが、村では少しずつ木を植え始めており、この広い活動地が緑化ができれば、村から白い砂漠はなくなるという状況でした。


活動を始めてからは、家畜の食害を防ぐ囲い柵があちこちで流動砂丘に埋もれてしまい、広い面積の柵を管理するのがむずかしいことがわかりました。その後、小さく囲い直して管理したり、木を植えるだけでなく灌木の寧条の種を蒔いて緑が覆うようにするなどして、だんだんと砂の流動はおさまりました。

いまでは緑が回復し、大きく育ったポプラを繰り返し育てようと萌芽更新をしている様子もみられます。緑化に熱心なウリトントトグさんのお話や、ポプラの萌芽更新、種を蒔いて育てた寧条の様子をビデオに撮り、ほかの村で見てもらい、いいお手本になっています。

ビデオレポートは、緑化開始前の映像を加えてつくりました。2006年がどんな状況だったのかも合わせて、ぜひご覧ください。


ビデオレポート2012夏：チョグチグー村　（9分27秒）

＞第１回「ダチンノール村」
＞第２回「満斗中学～リャンサップ村」
＞第３回「西ハイスカイ村・ウリゴンホトグ村」
＞第５回「南ガラタシ・北ガラタシ村」
＞第６回「家庭農牧場支援」