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核のごみ

原発を運転することによって生じる使用済み核燃料。日本はこれを全量「再処理」する方針です。使用済み核燃料を青森県六ヶ所村の再処理工場に運び、切断し、硝酸で溶かしたうえで、プルトニウムとウランを回収する計画です。この工程で人が近づけないような高レベルの放射性廃液が発生します。放射性廃液はガラス原料とまぜ、ガラス固化体にしますが、ガラス固化体は強い放射線を発し、製造直後の表面温度は200℃を超えます。このため、専用の貯蔵施設で30〜50年間冷却し、搬出して300メートル以深の地層中で処分することになっています。

しかし、最終処分地については、候補地すら決まっていないのです。六ヶ所再処理工場は、1993年に建設が開始され、1997年に完成する予定でしたが、25回も完成が延期されています(2021年8月現在)。2006年度~2008年度にかけて実施された六ヶ所再処理工場の試運転(アクティブ試験)では事故やトラブルが続出しました。中には高レベル廃液が149リットルも漏洩するという事故もありました。こうした状況について見通しがつかないまま、原発が運転されつづけ、危険な放射性廃棄物が生み出され続けている状況です。

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