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固定価格買取制度
再生可能エネルギー(再エネ)の「固定価格買取制度」(FIT)とは、太陽光や風力、バイオマスなどの再エネで発電した電気を、電力会社が一定価格で一定期間買い取ることを国が約束する制度です。日本では再エネの促進を目的に2012年から導入されました。当初、市場価格よりもかなり高い買取り価格が設定されたため、再エネが急速に拡大しました。しかし一方で、森林破壊を伴う太陽光発電所や、海外の森林を破壊して生産された大量の燃料を輸入するバイオマス発電所が各地で建設されるなどの弊害も生じました。
FoE Japanでは、森林破壊を伴うなど、環境負荷の大きい再エネはFITの対象とすべきではないとの提言を行い、働きかけを継続しています。