オンライン学習会:六ヶ所再処理工場の現状は?~どうなる?「高レベル放射性廃液」のガラス固化

全国の原発で使用済み核燃料のプールが満杯に近づいています。
使用済み核燃料の主要な搬出先は、六ヶ所再処理工場ということになっています。しかし、同工場は1993年の着工から30年以上たつ今も完成に至っておらず、全国の原発からの使用済み核燃料を受け入れてきた貯蔵用プールはすでに満杯状態となっています。
六ヶ所再処理工場は、1993 年に建設が開始されました。1997 年に完成する予定でしたが、27 回も完成が延期されています。事業者の日本原燃は、今年度にも竣工するとしています。
同工場では、人が近づけないレベルの危険な放射性廃液が発生します。これをガラス原料とまぜ、ガラス固化体にします。かつておこなわれたアクティブ試験(実際の使用済核燃料を用いた総合試験運転)では、さまざまなトラブルが発生し、ガラス固化は失敗しました。六ヶ所再処理工場では、現在、アクティブ試験で発生した高レベル放射性廃液が227立方メートル、ガラス固化されないまま保管されています。
現在、原子力規制委員会による設工認(設計および工事計画の認可)の手続きが進行しています。日本原燃は、ガラス固化の性能試験は、竣工後に行う方針を示し、原子力規制委員会もこれを容認しています。最近になって、日本原燃は、竣工前にガラス固化を行う方針を打ち出しましたが、原子力規制委員会の山中委員長は、「廃液処理を急いで進める必要はない」などと発言しています。
焦点となっている六ヶ所再処理工場の高レベル廃液のガラス固化について、学習会を企画しました。ぜひご参加ください。
| 日時 | 2026年8月23日(日)14:00-16:00 |
| 形式 | オンライン(Zoomミーティング) |
| プログラム ※予定・敬称略 | ・六ヶ所再処理工場の歴史的経緯と破綻の実情(浅石紘爾 弁護士/核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団) ・ガラス固化をめぐる現在の焦点(島田清子/美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会) ・ガラス固化の困難性~アクティブ試験の実績と根本的欠陥(久保木契/美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会) ・原子力規制委員会の対応は?(まさのあつこ/ジャーナリスト) ・質疑 |
| 申込み | お申込みはこちら(zoomウェビナー登録) |
| 参加費 | 無料/ご寄付歓迎 |
| 主催 | 国際環境NGO FoE Japan、原子力規制を監視する市民の会 |
