プロジェクト

チレボン石炭

インドネシア・西ジャワ州で日本、韓国、インドネシアの合弁企業が進めているチレボン石炭火力発電事業は、生計手段や健康への影響を懸念する住民が反対を続けてきましたが、国際協力銀行(JBIC)・民間銀行団が融資し、1号機の商業運転が2012年から開始されました。

「この村では多くの人が、小規模な漁業、さまざまな貝の採取、塩づくり、小エビのペースト作りなどで生計を立てていましたが、1号機の建設によって甚大な影響を受けました。石炭火力発電事業の始まる前は、さまざまな収入源があり、ここの住民の生活はずっと楽だったんです。」

生活の糧を失うなど、すでに実害を被った住民も多く出ているなか、現在、さらに巨大な2号機の建設が進められています。JBIC・民間銀行団や日本の出資企業(丸紅やJERA)は、住民の懸念の声を軽視したまま事業を進めてよいのでしょうか。事業関係者の贈収賄事件も起きています。

 

チレボン石炭

 

2024.08.272024.08.27

インドネシア住民・NGOから日本政府に要請書(24ヶ国73団体賛同)「腐敗にまみれたチレボン石炭火力2号機への公的資金供与の早急な停止を」

2024.08.202024.08.20

インドネシア市民団体から日本政府に要請書提出:「アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)による化石燃料エネルギーの利用引き延ばし、環境及び地域社会の安全を脅かす誤った対策の活用、 人権侵害を止めて」

2024.08.072024.08.07

インドネシア・チレボン石炭火力2号機の贈収賄で有罪確定ー「JBICは公的融資停止を!」現地住民・NGOから要請

2024.06.272024.06.27

会計検査院に対し国際協力銀行に対する適切な会計検査を要請 国際協力銀行融資事業に汚職

2024.02.282024.07.10

インドネシア住民・NGOによるチレボン石炭火力1号機のエネルギー移行メカニズム適用に係るポジションペーパー「気候・環境・地域社会のためではなく、大企業の巨大なグリーンウォッシュのためのメカニズムを断固…

2024.02.222024.02.22

インドネシア・チレボン石炭火力2号機:OECD多国籍企業行動指針に係る問題提起に関する日本連絡窓口の最終声明に対し、NGOから意見書を提出

2023.12.152023.12.15

インドネシア市民社会団体から日本政府に要請書提出:「インドネシアでの化石燃料の延命と環境・生活破壊は直ちに止めて―公正かつ公平なエネルギー移行に地域コミュニティと市民社会の意味ある参加を」

2023.12.012023.12.01

【特別セミナー】日本の政策は東南アジアの脱炭素化を遅らせる~ASEAN市民の声

2023.08.182023.08.18

インドネシア・チレボン石炭火力2号機で事業者の贈賄行為が明らかに―財務省・JBICに公的支援の速やかな停止を求める要請書を提出