トピック

誤った気候変動対策

近年、「カーボンニュートラル」や「ネットゼロ」という言葉を目にする機会が増えました。これらは「”温室効果ガスの排出量”ー”吸収量もしくは除去量”=ゼロ(”温室効果ガスの排出量”から”吸収量もしくは除去量”を差し引いた合計をゼロにする)」を意味します。温室効果ガスの排出を減らすために根本的に必要なことは、温室効果ガスを大量に排出する石炭やガスなど「化石燃料からの脱却」ですが、化石燃料の利用を許容し継続させてしまう「カーボンニュートラル」技術が「気候変動対策」として提案・推進されています。

たとえば「CCS(大気中から炭素を回収し貯蔵する技術)」や「DAC(大気中からCO2を直接回収する技術)、燃焼時にCO2を排出しない水素やアンモニアを「ゼロエミッション燃料」、つまり「排出のない燃料」として活用するといったものです。これらの技術は、実は排出削減に繋がらないため気候変動を食い止めないだけでなく、生物多様性の損失などそのほかの環境問題をさらに悪化させてしまう恐れがあります。そのため「誤った気候変動対策(false solutions)」と呼ばれます。
 

2023.05.102023.07.10

#原発GX法を廃案に! 参議院議員会館前行動に結集を!

2023.05.082023.07.10

【院内勉強会】インドネシア住民・NGO来日報告:アジアの「公正なエネルギー移行」はどうあるべきか?―日本支援のインドネシア石炭火力の現場はいま―

2023.05.082023.07.10

オンラインセミナー :原発回帰のGX法の問題点とは? 国会審議は尽くされたか?(5/10)

2023.05.022024.07.10

こんなにおかしいGX法!ワタシのミライはどこへ?再エネ社会から遠のく日本

2023.05.022023.07.10

水素基本戦略骨子(案)に対するパブリックコメント 

2023.04.272023.07.10

【声明】原発GX法案の衆院可決に抗議

2023.04.202023.07.10

オンラインセミナー #原発GX法を廃案に! 国会で、規制委で、今なにが?(4/23)

2023.04.172023.07.10

#原発GX法を廃案に! 国会前連続行動に結集を!

2023.04.172023.07.10

【声明】G7気候・エネルギー・環境大臣会合に対する声明―気候危機からも原発事故からも目を背ける日本政府の姿勢が鮮明に―