「福島の今とエネルギーの未来 2024」発行ーー廃炉と復興の現実、原発の稼働状況を、図と文章でわかりやすく解説

原発
(表紙イラスト:鈴木邦弘)

福島第一原発事故の発生から13年が経過しました。原発事故は終わっていませんが、被害の実態は「見えない化」されてきています。

今年1月1日の能登半島地震は、原発の脆弱性と原子力防災のまやかしを私たちにつきつけました。

事故から13年もたたない2023年、日本政府は一連の法改正を行い、原発への回帰に舵を切りました。

このたび、FoE Japanは「福島の今とエネルギーの未来2024」を発行しました。

廃炉と復興の現実、問われぬ原発事故の責任、能登半島地震、核のごみ、次世代革新炉、COP28と原発、ドイツの脱原発といったトピックスの最新情報を、第一線で活動するジャーナリストやNGO・市民運動の担い手が執筆。また、世界の原発の趨勢電力供給各電源価格の推移原発の稼働状況などについて、図と短い文章でわかりやすくコンパクトにまとめました。 学習会などにも最適です。ぜひご活用ください。


(A4 40頁、カラー)

内容

福島原発事故から13 年ー廃炉と復興の現実・・・東京新聞編集委員 山川剛史
問われぬ原発事故の責任・・・福島原発告訴団団長 武藤類子
能登半島地震で明らかになった原子力防災の破綻・・・国際環境NGO FoE Japan 満田夏花
生命の源である海の環境を守る—ALPS 処理汚染水海洋放出差止訴訟の意義と展望—・・・弁護団共同代表 海渡雄一
除染で生じた汚染土はどこへ?・・・ジャーナリスト まさのあつこ
核のごみー文献調査と地域の苦悩・・・原子力資料情報室 高野聡
誰のための原発なのか-柏崎刈羽原発再稼働を許してはならない・・・高木仁三郎市民科学基金事務局長 菅波完
COP28と原発・・・国際環境NGO FoE Japan 深草亜悠美
ドイツの脱原発、その後の状況・・・国際環境NGO FoE Japan 吉田明子
原子力の見果てぬ夢—「次世代革新炉」の正体・・・原子力資料情報室事務局長 松久保肇

図でみる原発とエネルギー

・世界の原発の趨勢は?
・原発の建設期間が長期化
・世界的な発電費用の推移
・再エネは加速度的に成長、原発は停滞
・電源別電力量と発電部門CO2排出量
・原子力発電所の稼働状況-東日本では11年以上「原発ゼロ」
・破綻している核燃料サイクル

2023~2024年重大ニュース

FoE Japanの活動

申込方法

※印刷版価格:1部500円 (送料・一律…200円 2000円以上注文で送料無料) 20冊以上…5%引き、30冊以上…10%引き、40冊以上…20%引き、50冊以上…30%引き

お申込み方法FoEストアからご注文ください。または、ファックス・問い合わせフォームにて、件名を「福島の今とエネルギーの未来2024」とし、①お名前、②郵便番号、③ご住所、④電話番号、⑤部数――をご連絡ください。(Fax:03-6909-5986)
※2024年3月18日より順次発送予定です。

チラシ

活動を継続していくため、クラファンに挑戦中です。

【原発ゼロへ!持続可能なエネルギー社会を目指す活動へのご支援をお願いします】

目標額500万円 2024年4月26日まで

▼詳しくはこちらから

https://camp-fire.jp/projects/view/740978

 

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