原発の運転期間延長の撤回を求める署名提出&政府交渉(11/7)

原発2022.11.9

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経済産業省は原発の運転期間の延長を打ち出しました。それを受け、原子力規制委員会は、原発の運転期間を原則40年最大60年と定めた原子炉等規制法の規定を削除することを容認する方針を示しました。これに抗議し、22の市民団体が「40年ルール」の削除方針の撤回を求める署名をよびかけています。

老朽原発を動かすことは極めて大きな危険を伴います。福島第一原発事故の教訓として、安全規制の一環として、法律で定められた「40年ルール」を誰よりも厳格に守らなければならないのは規制委のはずです。

第一次署名提出を兼ねて政府交渉を行います。中性子照射により圧力容器が脆くなる現象や電気ケーブルの劣化など、劣化の具体的な問題も取り上げる予定です。
ぜひご参加ください。

【日時】2022年11月7日(月)13:30~16:30
【場所】参議院議員会館102(13:00~13:30 通行証配布)
【形式】リアルとオンラインの併用

【スケジュール】
 13:30~14:50 院内集会(劣化の問題・各地からの報告等)
 15:00~16:30 署名提出・政府交渉(原子力規制庁、資源エネルギー庁:予定)

【申込方法】

会場参加:申込は不要です。
オンライン参加:以下からご登録ください。
https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZEsf-yspz4iH9SSZuH42W-j5KywpkUC6FJO

【内容】

<集会プログラム(予定)>
・政府審議会で議論されていること(松久保肇/原子力資料情報室)
・「運転期間原則40年」撤回方針の経緯(阪上武/原子力規制を監視する市民の会)
   >資料 >令和2年規制委「見解」
・原子炉劣化と規制委審査の問題点(柴山恭子さん/老朽原発40年廃炉訴訟市民の会)
   >プレゼン資料 >資料
・ケーブルの劣化(小山英之さん/美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会)>資料
・各地からの報告
  福島…武藤類子さん(原発事故被害者団体連絡会:ひだんれん)
  福井…東山幸弘さん(ふるさとを守る高浜大飯の会)
  鹿児島…高木章次さん(川内原発30キロ圏住民ネットワーク)
  新潟…小木曽茂子さん(さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト)
  宮城…日野正美さん(女川原発再稼働差止訴訟原告団)
  佐賀…石丸初美さん(玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会)


<政府交渉>
事前に提出した質問書に沿って、政府と意見交換を行います。>質問書 >経済産業省からの回答

主 催:国際環境NGO FoE Japan、原子力規制を監視する市民の会、原子力資料情報室


一次〆切:2022年10月31日、最終締め切り:2022年12月末日



脱原発の必要性

1.解決不可能な核のごみ
2.原発は深刻な環境破壊や人権侵害をもたらす
3.原発は不安定でリスクが大きい
4.原発は高い

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