4/1(金) #ミャンマー国軍の資金源を断て ミャンマー国軍が得する経済支援?まだ続けるなんて嘘でしょ ー 官邸前アクション

#JapanStopODAtoTheTatmadaw #NoMoreBusinessWithTheTatmadaw

#ミャンマー国軍の資金源を断て
ミャンマー国軍が得する経済支援?
まだ続けるなんて嘘でしょ ー 官邸前アクション

日時: 2022年4月1日(金)
 18:30~19:30 総理官邸前(最寄駅:国会議事堂前)

 〇 同日、以下の署名提出・アクションも行います。     
     15:00~15:30 ENEOS前(JX石油開発)(大手町)
     15:45~16:15 三菱商事・本店前(二重橋前)
     16:45~17:15 経済産業省・本館前(霞が関)

  ※少雨決行
  ※最終的な実施判断は、当日正午までに同ウェブサイトでお知らせします。
  ※ご参加の方はマスク着用や手指消毒など、新型コロナウイルス感染対策へのご協力をお願いします。

ミャンマーで2021年2月1日にクーデターが発生してから1年と2ヶ月が経ちます。この間、民主化と自由を求めるミャンマー市民に対し、ミャンマー国軍による組織的で広範な弾圧が続いています。

クーデター後、これまでに1,700名以上の市民が治安部隊によって殺害され、少数民族居住地域での衝突も増加する中、避難民となった人は約50万人にのぼっています。国連は、ミャンマー国軍による民間人に対する故意の攻撃や強制労働、人間の盾の強要を報告しており、それらが国際人道法違反であるとともに、戦争犯罪に相当する可能性もあると指摘しています。また現在、1,440万人が人道援助を緊急に必要としていると報告しています。

こうした状況からの脱却を図るため、一刻も早くミャンマー国軍の暴力を止めることが必要とされている中、私たちは、ミャンマーで経済支援やビジネスを継続する日本の官民に対し、直接であれ間接であれ、国軍に資金が確実に流れないようにするための早急な対応を求めてきました。しかし、日本政府や多くの企業はこれまで、クーデターから1年経っても、状況を見守るという姿勢を崩さず、国軍の人権侵害に加担している状況が続いています。

ミャンマー石油ガス公社(MOGE)を通じて国軍の重要な収入源となっている可能性が指摘されてきたガス開発では、イェタグン・ガス田事業に出資している経済産業省、ENEOS、三菱商事がようやく撤退方針を決めたとの報道が出ましたが、三者とも撤退の理由として「人権」を明示しているわけではありません。これまでに国軍に一体幾らの資金が同事業から流れた可能性があるのかなど、説明責任も果たされていません。撤退にあたり、ミャンマー国軍にこれ以上の資金が支払われることはないか、あるいは、ガス田閉鎖の責任を誰がとるのかといった懸念も残ります。したがって、私たちは「責任ある」撤退を強く求める要請書と署名(10,200筆以上)を提出します。

日本の官民がミャンマー国軍の人権侵害に加担している可能性のある事業は、ガス事業にとどまりません。政府開発援助(ODA)が投じられているバゴー橋建設やティラワ経済特別区、国際協力銀行(JBIC)や海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)が支援しているヤンゴン郊外の複合不動産開発(通称Yコンプレックス)など、公的資金の支援を受けた日本の民間企業がミャンマーに進出する中で、国軍に資金が流れる可能性を私たちは指摘してきました。

4月1日の官邸前アクションで私たちは、ミャンマー国軍の苛烈な弾圧にもかかわらず、民主化と自由を希求し続けているミャンマー市民の声を日本の官民が真摯に受け止め、国軍の人権侵害にこれ以上加担しないよう、ただちに責任ある行動をとるべきであると強く訴えます。

呼びかけ団体

メコン・ウォッチ、国際環境NGO FoE Japan、武器取引反対ネットワーク(NAJAT)、アーユス仏教国際協力ネットワーク、日本国際ボランティアセンター(JVC)

問合せ

 国際環境NGO FoE Japan
 メールのお問合せはこちら 電話: 03-6909-5983

#ミャンマー国軍の資金源を断て これまでの要請・アクション

・2021年3月4日 【要請書】日本の対ミャンマー公的資金における国軍ビジネスとの関連を早急に調査し、クーデターを起こした国軍の資金源を断つよう求めます(35団体賛同)
・2021年4月1日 【共同要請書】ミャンマー国軍を利する日本政府の経済協力事業を直ちに停止するよう求めます(19団体賛同)(4月8日更新版:10団体賛同追加)
・2021年6月1日 【共同要請書】日本政府はミャンマーに対する経済協力事業の全面的な見直しを(42団体賛同)(6月7日更新版:2団体賛同追加)
・2021年8月1日 【共同声明】 ミャンマー:クーデターから半年 日本政府は国軍の暴挙を止めるための具体的な行動を(20団体賛同)
・2021年9月15日 【要請書】イェタグン・ガス田開発プロジェクトからミャンマー国軍に資金が流れないよう早急な措置を求めます
・2021年4月1日 #ミャンマー国軍の資金源を断て 外務省前アクション
・2021年4月9日 #ミャンマー国軍の資金源を断て 官邸前アクション
・2021年4月13~19日 #ミャンマー国軍の資金源を断て ~ 連続アクション報告:日本の7政府機関・12企業への要請・アピール
・2021年5月13日 #ミャンマー国軍の資金源を断て ~ ミャンマーでの通信遮断=人権侵害をやめて!KDDI、住友商事前アクション報告
・2021年5月21日 #ミャンマー国軍の資金源を断て ~ ストップODA!ダイ・イン @ 外務省前
・2021年6月1日 #ミャンマー国軍の資金源を断て ~ 「日本政府は Act Now!」官邸前アピール
・2021年6月18日 #ミャンマー国軍の資金源を断て ~ 人権侵害に加担しないで!ミャンマーでのガス事業 経産省・JX石油開発・三菱商事前アクション報告
・2021年7月1日 #ミャンマー国軍の資金源を断て ~ 「ジェット燃料の軍事転用はない?」ENEOS前アクション /「独自のパイプ、錆びてませんか?」官邸前アピールの報告
・2021年8月2日 #ミャンマー国軍の資金源を断て ~ クーデターから半年。ミャンマー追悼と希望の集い @官邸前 ~ 自由と未来と民主主義のために!
・2021年9月2日 #ミャンマー国軍の資金源を断て ~ オンラインセミナー「クーデターから7ヶ月 現地情勢と日本の経済支援を振り返り、これからを考える」
・2021年10月1日(荒天により10月5日に順延) #ミャンマー国軍の資金源を断て ~ クーデターから8ヶ月@官邸前アクション 新政権はただちにミャンマー経済支援の見直しを!
・2021年11月1日 #ミャンマー国軍の資金源を断て 官邸前アクション ミャンマー情勢を見続けて9か月 新政権は今度こそ経済支援の方針転換を!
・2022年2月1日 #ミャンマー国軍の資金源を断て 国軍によるクーデターから1年 日本政府に署名提出/官邸前アクション
・2022年3月1日 #ミャンマー国軍の資金源を断て イェタグン・ガス田開発から責任ある撤退を! 経産省・ENEOS・三菱商事前アクション https://foejapan.org/issue/20220307/6915/
・2022年3月22日 #ミャンマー国軍の資金源を断て ~ オンラインセミナー「日本関与のイェタグン・ガス田からの資金を問う」 https://foejapan.org/issue/20220310/6952/

 

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