「見える化」プロジェクト
福島市大波地区に帰還した小池光一さんのお話を7言語で公開
「結局はゼネコンの金儲けに利用させられた」
NGOピースボート
国際環境NGO FoE Japanは、NGOピースボートの協力のもと、福島原発事故の今を伝える動画を多言語で順次公開しています。
今回は福島市大波地区に帰還した小池光一さんの声をまとめた映像を英語、フランス語、中国語(繁体字・簡体字)、韓国語、ドイツ語、スペイン語の7言語に翻訳して公開しました。インタビュー映像を多言語に翻訳するのは、これで10作目になります。
「朝行ってぐるっと回ってきて、採集してきたものでご飯を食べる。それが全くできなくなったというのが楽しみにがなくなっちゃったというのがね、ひどいですね。」
小池さんは放射線量がある程度下がってから、自身の判断で福島市大波地区に帰還しましたが、自生の山菜やキノコから検出される放射線の値は未だに高いといいます。
除染費用に1億円も投入したにもかかわらず、結局は廃校になった福島市にある大波小学校の校舎の前で語ってくださいました。除染費用を子どもたちが避難するための経費に使用するべきだと、当初の説明会から主張していましたが、「結局はゼネコンの金儲けに利用させられた」のです。ぜひ、小池さんの話をおききください。
各言語の動画はこちら(約9分)
英語 https://youtu.be/bkIuoCIUv6E
フランス語 https://youtu.be/2s2252UeTNY
韓国語 https://youtu.be/PTKWj3_3K04
繁体字 https://youtu.be/LHfX58auRtU
簡体字 https://youtu.be/96UJJyHGQ2I
ドイツ語 https://youtu.be/mGJWBkrLtA8
スペイン語 https://youtu.be/V0nQi9uiyA0
日本語 https://youtu.be/f7oEPx-Z_x4
「見える化プロジェクト」その他のインタビュー(日本語)は こちら
東電・福島第一原発事故「見える化」プロジェクト ご寄付募集 着々と福島原発事故の「見えない化」が進んでいます。避難者の数や実態、健康被害をはじめ、被害の実態や除染土など、原発事故の痕跡そのものが覆い隠されようとしているのです。 FoE Japan では、原発事故から10年目の2020年、事故を「見える化」し、国際的に情報を発信していくプロジェクトを立ち上げました。情報発信のために、みなさまのご寄付を呼び掛けています。ぜひご協力ください! くわしくはこちらから↓ https://www.foejapan.org/energy/fukushima/190505.html |