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オンラインセミナー:10年目の福島(2) ― ばらまかれる放射性物質
>English(イラスト=鈴木邦弘さん)
2011年3月11日に発生した東日本大震災とそれに続く東電福島第一原発事故からまもなく10年。事故は、自然のめぐみとともにあった人々の暮らし、生きがいやコミュニティ、家族との大切な時間を人々から奪いました。事故は今も収束していません。
除染によって大量の汚染土が発生。その量は1,400万m3とされています。環境省は、この汚染土を全国の公共事業や農地造成に利用できる方針を策定し、現在、「手引き」を作成中です。
福島第一原発のサイトでは、燃料デブリの冷却水と建屋に流入した地下水が混ざり合うことで発生した汚染水を多核種除去装置(ALPS)で処理し、タンクに貯蔵しています。貯蔵されている処理汚染水は約120万m3に達しました。政府は年内にも、処理汚染水の海洋放出を決定するのではないかとみられています。一方で、民間から、汚染水をモルタル固化し、安定的に処分する案などが提案されていますが、検討されているとはいいがたい状況です。
オンラインセミナー「10年目の福島」、第2回では、こうした状況について共有し、みなさんとともに議論していきたいと思います。
>English
日 時 | 2020年10月18日(日)10:00-12:00 |
申し込み |
申し込みは終了しました。 ※オンライン会議システムのzoomを使います。 ※マイク・スピーカー機能のついたPCもしくはスマホ、タブレットが必要です。 ※前日の18:00までに、メールにてzoom会議参加用のリンクと説明をお送りします。 ※Facebookによる中継を行います(日本語のみ)。 |
参加費 | 無料 ※ご寄付歓迎 |
プログラム(予定) |
1. 映像「福島の漁師たち」上映 2. どうなっている? 汚染土の再利用と処理汚染水の現状 >資料(PDF) 満田夏花/FoE Japan 3. 福島からの声 佐藤和良さん/いわき市市議会議員 大河原さきさん/三春町在住 織田千代さん(メッセージ)/いわき市在住 4. 放射能木材をバイオマス発電で燃やす? 和田央子さん(放射能ゴミ焼却を考えるふくしま連絡) 5. コメント…まさのあつこさん/ジャーナリスト 質疑 |
主催 | 国際環境NGO FoE Japan |
協力 | ピースボート |
問合せ |
国際環境NGO FoE Japan |
★関連情報
>ALPS処理汚染水Q&A
>声明:除染土再利用の省令案に反対する
>【ファクトシート】除染土再利用・埋め立て処分…二本松、飯舘村長泥地区、栃木県那須町の実証事業
>声明:福島第一原発事故から9年 「オリンピック」で覆い隠してはならない被害の実態
>福島の今とエネルギーの未来2020
FoE Japanの「福島見える化プロジェクト」によるインタビュー映像、随時公開いたします。 以下からご覧ください。ぜひチャンネル登録をお願いします。
https://www.youtube.com/user/FoEJapan/videos