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「見える化」プロジェクト
プレスリリース:福島県浪江町から避難した今野寿美雄さんのお話を7言語で公開
「一番聞きたくない言葉だね。絆とか復興なんていうのは。」
2020年10月11日
国際環境NGO FoE Japan
NGOピースボート
NGOピースボート
国際環境NGO FoE Japanは、NGOピースボートの協力のもと、福島原発事故の今を伝える動画を多言語で順次公開しています。
今回は福島県浪江町から避難した今野寿美雄さんの声をまとめた映像を英語、フランス語、中国語(繁体字・簡体字)、韓国語、ドイツ語、スペイン語の7言語に翻訳して公開しました。インタビュー映像を多言語に翻訳するのは、これで6作目になります。
「帰ってきている人ほとんどいない。この地区は。」「若い子はとてもじゃないけど、人っ子一人いない。」と福島第一原発からおよそ10kmの自宅の前で話す今野さん。
『復興』という言葉について尋ねると・・「一番聞きたくない言葉だね。絆とか復興なんていうのは。そんな軽く言う話じゃない。復興って、一旦元に戻ってから、さらに再びね、立ち上がることでしょ。元に戻らないのに、そこから立ち上がることなんて復興なんてありえない。」 と今野さんは語ってくれました。ぜひご覧ください。
各言語の動画はこちら(4分56秒)
英語ドイツ語
フランス語
韓国語
繁体字
簡体字
スペイン語
(日本語)
「見える化プロジェクト」その他のインタビュー(日本語)はこちら
以上
東電・福島第一原発事故「見える化」プロジェクト ご寄付募集 着々と福島原発事故の「見えない化」が進んでいます。避難者の数や実態、健康被害をはじめ、被害の実態や除染土など、原発事故の痕跡そのものが覆い隠されようとしているのです。 FoE Japan では、原発事故から10年目の2020年、事故を「見える化」し、国際的に情報を発信していくプロジェクトを立ち上げました。情報発信のために、みなさまのご寄付を呼び掛けています。ぜひご協力ください! くわしくはこちらから↓ https://www.foejapan.org/energy/fukushima/190505.html |