マリッツア アレバロ アマドール
(58歳、5人の子を持つシングルマザー)
気象や季節の変化は、猛暑、皮膚疾患の増加、水不足、環境汚染などをもたらします。鉱業の乱採掘と同時に温暖化影響による土壌侵食は、大気汚染、水質汚染も引き起こします。特に、子供や老人は皮膚病や肺の疾病に苦しんでいます。
私は、これまでずっと環境保護に取り組んできました。よりよい環境のために、木を植えなければなりません。さらに、私たちはゴミをリサイクルすることも学んでいます。家庭菜園にコンポストを作りました。このように、私たちはライフスタイルを変えてきたのです。気候変動の影響を防ぐ為、まず仲間を探して下さい。第二に正義のために闘います。第三に意思と魂を持ちます。そして第四に、自分を教育し、孫やひ孫や玄孫の将来へのビジョンを持ってください。そうすれば、将来その子たちが十分に教育を受け、より豊かな環境で暮らすことができるはずだから。
カンディーダ ロサ マラディアーガ
(69歳、9人の子を持つシングルマザー)
降水、雨季、そして、夏の天候が変化しています。暑すぎるのです。以前はこんなことはありませんでした。強風も増え、ちょっとした揺れで地滑りが起こるようになりました。疾病が増え、皮膚病や脱水症状、頭痛症状が起きています。生活の質が下がりました。作物を植える場所も減り、食べるものも少なくなりました。極度の貧困、絶望、悲嘆に襲われます。
このような影響に立ち向かう為、私達はコミュニティーで協力しながら取り組んでいます。以前なかったようないろいろなことが今起こっているのですから。私は、助産婦として働き、5つのコミュニティーグループでリーダーとして働き、識字キャンペーンに携わり、医療ボランティア、主婦クラブでも働いています。現在は、雨水をためる容器を作るプロジェクトにも携わっています。
イルダ マラディアーガ メヒア
(55歳、6人の子を持つシングルマザー)
私は様々な持続可能な開発活動に関わり、コミュニティーの生活改善、環境改善のために働いています。温暖化の被害を防止する為、仲間と一緒に地域を回ります。貧困対策として家庭菜園や地域菜園を作り、栄養状態の改善のための啓蒙活動も行います。薬になる植物を地域間で交換したりします。
今、私達は、前進する為に協力を必要としています。他の地域や組織とも連携しましょう。より強くなるために、国、国際レベルで協力して立ち向かいましょう。勇気を出して、隣人を助けましょう。国境のない公正な世界のために、愛情を示して、神と隣人を愛しましょう。
情報提供:フアン・アルメンダレス / FoE ホンジュラス
(Voice from communities affected by climate change)