問題と視点
日本の気候変動政策
省エネプロジェクト
国際気候交渉
シンポジウム「MOBILIZE FOR CLIMATE JUSTICE−気候正義ためにたたかう人々−」
資料掲載しました!
2018年、スウェーデンの少女グレタ・トゥーンベリさんが、気候正義を求めてたった一人「気候ストライキ」を始め、その後世界的に注目されました。それを契機として "Climate Justice"という言葉が日本でも頻繁に聞かれるようになりました。
少数の裕福な国や人々が化石燃料や原発などのエネルギーを大量消費し、持続可能でない経済発展を押し進めて来た事で、気候変動とエネルギー危機が悪化しています。
地球温暖化により異常気象や自然災害が多発し、とくに農業や漁業等天候や自然災害に影響を受けやすい生計手段に頼って生活する人が多い途上国では、気候変動によりすでに大きな被害をうけています。また災害に対する備えが十分ではなく、ガバナンスも弱い地域では、ますます貧困化がすすんでしまいます。今後温暖化が進めば、その損失と被害はさらに大きくなると予測されています。 世界の一部の人々が化石燃料を大量消費する一方、世界にはエネルギーなく生活している人がいます。
Climate Justice (気候の公平性)とは、先進国に暮らす人々が化石燃料を大量消費してきたことで引き起こした気候変動への責任を果たし、すべての人々の暮らしと生態系の尊さを重視した取り組みを行う事によって、化石燃料をこれまであまり使ってこなかった途上国の方が被害を被っている不公平さを正していこうという考え方です。
本シンポジウムでは、気候変動問題に長年取り組む様々なゲストを迎え、"Climate Justice"そして日本社会に求められることについて考えます。
■プログラム
・"Climate Justice"の最前線...Dipti Bhatnagar(FoE International) 資料
・加速する気候変動...増井利彦氏(国立環境研究所) 資料
・気候正義と日本の役割...小野寺ゆうり(FoE Japan) 資料
・パネルディスカッション「"Climate Justice"のために私たちがしなくてはいけないこと」
日 時 | 2020年1月25日(土)14:00-17:00(開場 13:30) |
場 所 | 聖心女子大学 ブリッド記念ホール(広尾駅) (東京都渋谷区広尾4-2-24 聖心女子大学4号館) |
資料代 |
学生/ FoE Japanサポーター: 無料 一般:1000円 |
申し込み | FoE会員>申込みフォーム 一般>申込みフォーム |
★企画展示も開催中!! 「MOBILIZE FOR CLIMATE JUSTICE−気候正義ためにたたかう人々−」(~2020/1/31)