パブコメセミナー:何が問題? 原発「テロ対策」施設の期限延長(2026年6月22日開催)

このたび、原発のテロ攻撃などの航空機の衝突に備える「特重施設(特定重大事故等対処施設、いわゆる「テロ対策施設」)」の猶予期間が延長される案が7月3日までパブリック・コメントにかけられています。
福島第一原発事故後、原発の規制が見直され、新規制基準が策定されました。この際、「テロ対策施設」の設置が義務付けられ、新規制基準の中に盛り込まれました。本来、この施設がない状態での原発の運転は認められないはずですが、建設に時間がかかることから、新規制基準の施行後5年間の猶予期間が設けられました。
2016 年1 月にこの経過措置が緩和され、「原発の本体施設の設計及び工事の計画の認可」(「設工認」を起点として、そこから5年を期限することになりました。
今回の案は、それがさらに後ろ倒しされ、本体施設の使用前確認日(商業運転開始の直前)から5年にするというものです。
背景には、原子力事業者からの強い要請がありました。期限までに「テロ対策施設」が建設できなければ、原発を停止せざるをえなくなるからです。たとえば、東北電力女川原発は、今年12月に「テロ対策施設」建設の期限を迎えますが、建設が間に合わず、原発を停止すると報じられていました。
今回の期限延長は、こうした原子力事業者の都合を、安全性に優先させるものではないでしょうか。 このたび「テロ対策施設」の期限延長の問題点についてのパブコメセミナーを開催します。ぜひご参加ください。
| 日時 | 2026年6月22日(月)14:00-15:30 |
| 形式 | オンライン開催:Zoomミーティング |
| 解説 | 阪上武さん(原子力規制を監視する市民の会) 後藤政志さん(元東芝 原発設計技術者、星槎大学非常勤講師) |
| 申込み | ウェビナー登録 – Zoom |
| 参加費 | 無料/ご寄付歓迎 |
| 主催 | 国際環境NGO FoE Japan |
