プロジェクト

バタン石炭

インドネシアの中ジャワ州バタン県において、電源開発(J-POWER)と伊藤忠商事が出資し、総額約45億米ドルかかると見込まれている資金のうち約34億ドルを国際協力銀行(JBIC)・民間銀行団が融資する東南アジア最大級の石炭火力発電事業。気候危機の観点だけではなく、環境・社会・人権面でさまざまな問題が指摘されてきました。

「2011年から事業に反対してきました。わたしたちの先祖から受け継いできたこの故郷を守りたいんです。この事業を止めるためなら、なんだってします。」――現地の農民や漁民が強い反対の声をあげ、着工は5年近く遅れました。それにもかかわらず、インドネシア政府による反対の声をあげる住民への弾圧や土地の強制収用で建設は強硬に進められ、JBICや日本企業も住民の懸念の声を軽視したままです。ジャワ島では電力が余っている状況も指摘されており、誰のための開発かも問われています。

 

バタン石炭

 

2024.08.202024.10.08

インドネシア市民団体から日本政府に要請書提出:「アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)による化石燃料エネルギーの利用引き延ばし、環境及び地域社会の安全を脅かす誤った対策の活用、 人権侵害を止めて」

2023.12.152023.12.15

インドネシア市民社会団体から日本政府に要請書提出:「インドネシアでの化石燃料の延命と環境・生活破壊は直ちに止めて―公正かつ公平なエネルギー移行に地域コミュニティと市民社会の意味ある参加を」

2022.11.012023.07.10

インドネシア市民社会団体から日本政府に要請書提出:「『公正なエネルギー移行』の名の下にインドネシアでの化石燃料の延命や環境・生活破壊はもう止めて」

2020.12.242020.12.24

インドネシア・バタン石炭火力:漁業者に再び大きな被害~漁網に数々の黒い塊。落下した石炭か?

2016.03.302024.07.17

緊急抗議!バタン石炭火力への融資はやめて Urgent call for action #StopBatangCoal

2016.03.102024.07.17

インドネシア・バタン石炭火力発電事業でおきている人権侵害に関し、緊急要請書を提出

2010.01.012024.07.11

インドネシア・バタン石炭火力発電事業とは?

2000.01.012000.01.01

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