トピック

誤った気候変動対策

近年、「カーボンニュートラル」や「ネットゼロ」という言葉を目にする機会が増えました。これらは「”温室効果ガスの排出量”ー”吸収量もしくは除去量”=ゼロ(”温室効果ガスの排出量”から”吸収量もしくは除去量”を差し引いた合計をゼロにする)」を意味します。温室効果ガスの排出を減らすために根本的に必要なことは、温室効果ガスを大量に排出する石炭やガスなど「化石燃料からの脱却」ですが、化石燃料の利用を許容し継続させてしまう「カーボンニュートラル」技術が「気候変動対策」として提案・推進されています。

たとえば「CCS(大気中から炭素を回収し貯蔵する技術)」や「DAC(大気中からCO2を直接回収する技術)、燃焼時にCO2を排出しない水素やアンモニアを「ゼロエミッション燃料」、つまり「排出のない燃料」として活用するといったものです。これらの技術は、実は排出削減に繋がらないため気候変動を食い止めないだけでなく、生物多様性の損失などそのほかの環境問題をさらに悪化させてしまう恐れがあります。そのため「誤った気候変動対策(false solutions)」と呼ばれます。
 

2023.06.152023.07.10

オンラインフォーラム:「原発回帰GX法」が意味すること~今後に向けて(6/20)

2023.06.092023.07.10

気候変動枠組条約第58回補助機関会合(SB58)報告会

2023.05.312023.07.10

インドネシア住民・NGOが来日要請:日本政府・銀行はチレボン石炭火力2号機への貸出停止と1号機の早期廃止に向けた責任ある対応を!

2023.05.312023.07.10

声明:GX脱炭素電源法(原発回帰の束ね法)の可決に抗議する

2023.05.292023.07.10

声明:GX脱炭素電源法案(原発束ね法案)の採決に反対 審議はつくされていない

2023.05.272023.07.10

#原発GX法を廃案に! 参議院議員会館前行動に結集を!

2023.05.222023.07.10

【声明】G7広島サミット閉幕ーG7は気候危機と核の脅威から目をそらすな

2023.05.212023.07.10

#原発GX法を廃案に! 参議院議員会館前行動に結集を!

2023.05.192023.07.10

公開書簡:G7諸国は気候破壊につながる化石燃料の余地を残してはならない

私たちが取り組む

環境問題のテーマ