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汚染土

福島第一原発事故により、広範囲にわたり放射性物質が拡散し、土壌が汚染されました。政府は除染を行い、放射性物質で汚染された土や樹木などを除去しました。福島県内の除染で発生した汚染土は約1400万㎥と推定されています。この汚染土は、福島県双葉町・大熊町にまたがって建設された中間貯蔵施設に運び込まれていますが、国は、2045年3月までに福島県外に運び出し、最終処分をするとしています。この最終処分量を減らすために、環境省は、8,000ベクレル/kg以下の汚染土を道路・鉄道・緑地・防災林、防潮堤、農地などに「再利用」する方針を打ち出しました。しかし、これは放射性物質を環境中に拡散することにもつながり、大きな問題をはらんでいます。福島県二本松市や南相馬市で汚染土を道路建設に使う実証事業が進められようとしましたが、住民の反対により頓挫しました。

2016.05.042024.07.17

「8000ベクレル除染土を再利用」方針の撤回を求めて…署名提出と政府交渉報告

2016.05.022024.07.17

「8,000Bq/kg以下の除染土を公共事業で再利用」方針の矛盾と危険性(解説と資料を掲載しました)

2016.04.262024.07.24

汚染土壌の再利用問題…環境省からの回答「ワーキンググループは混乱をよぶため非公開」

2016.04.152024.07.24

一億総被ばくの国家プロジェクト… 8,000ベクレル/kg以下の除染土を 全国の公共事業に!?