オンラインセミナー:EUタクソノミーとドイツ脱原発 ー気候、原発、エネルギー安全保障をめぐる議論のゆくえー

原発2022.9.19

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グリーン投資を促進するための「EUタクソノミー」に原発と天然ガスを含めるという欧州委員会の提案が欧州議会で承認されました。この案に対しては、環境委員会などが反対の決議を出したほか、NGO、金融業界、投資家からも強い反対の声が出ていました。一方で、ガスや原子力産業による大規模なロビイングの影響も指摘されています。この法案成立のプロセスはどのようなものであったのでしょうか。

欧州各国がロシア産ガスからの脱却のためガスの新規調達を巡ってアフリカ等に対し資源外交を行っていますが、同時に欧州の原発で使われているウラン燃料の多くがロシア産であることも見逃してはなりません。ガスも原発も持続可能なエネルギーではなく、気候変動を加速させ、被曝のリスクや核廃棄物をもたらします。

ロシアによるウクライナ侵攻で、エネルギー安全保障の議論が活発になり、日本でも欧州でもガスや原発の推進が声高に叫ばれています。日本においては、産業界を中心に、電力需給の逼迫の解決とカーボン・ニュートラルの達成のために、原発の再稼働や運転期限の延長、新増設を求める声が高まっていますが、実際に原発が問題の解決の役に立つのかどうかという現実的な議論は政策に反映されていません。22年末までの脱原発を決めていたドイツでも、ロシアからのガス供給が減少する中、2基の原発を2023年4月まで稼働可能な状態を維持すると発表しました。

EUタクソノミー成立の際の議論はどういうものであったのか、今後の影響、そしてドイツのエネルギー事情や脱原発政策に関して、フランスの環境NGO Reclaim Financeのポール・シュレベールさん、FoEドイツ(BUND:ドイツ環境自然保護連盟)のヤン・ヴァローデさんに解説いただき、日本のエネルギー政策形成のために必要な議論は何かを考えます。

概要

日時:2022年9月28日18:00〜20:00(日本時間)

言語:日本語と英語(同時通訳あり)

オンライン会議システムzoomを利用

内容(仮):

・「原発・ガスを認めたEUタクソノミー成立の背景と今後の展望」…ポール・シュリベール(フランス環境NGO Reclaim Finance)
・「ドイツのエネルギー政策と脱原発の行方」…ヤン・ヴァローデ(FoEドイツ(BUND:ドイツ環境自然保護連盟))

参考:
92 civil society organizations call on financial institutions to avoid taxonomy-aligned greenwashing
The EU taxonomy becomes the new standard for greenwashing
Out with Science, In with Lobbyists: Gas, Nuclear and the EU Taxonomy

 

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