【FoE現地報告会シリーズ3】石炭火力建設に立ち向かうインドネシア農民の暮らしと思い~日本の援助は誰のため?

化石燃料

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◆発表資料
 杉浦成人(国際環境NGO FoE Japan)
   > インドラマユ石炭火力発電事業・拡張計画と日本の関わり
 ワヒュディン(インドネシア環境フォーラム(WLAHI)西ジャワ)
   > インドラマユ県ムカルサリ村の石炭火力発電所・拡張計画によって影響を受ける住民の懸念
◆インドラマユ農民の皆さんからの報告 関連動画
  絶え間ない せめぎ合いのなかで ~ 現地の住民の声(字幕付)(2019年)
  平穏な農村の生活を守りたい ~来日した住民の声(2019年)

インドネシア・ジャワ島の農村に広がる水田、そして、ナス、トマト、トウガラシなどさまざまな野菜畑――農民が汗水流して働き、暮らしを営んできた生活の場が、日本の「援助」の名の下に失われようとしているのをご存じでしょうか。

今回のセミナーでは、日本の援助機関・国際協力機構(JICA/ジャイカ)が調査などの支援を続け、来年にも建設が始まる可能性のあるインドラマユ石炭火力発電事業・拡張計画の問題を取り上げます。

懸念と反対の声を伝えるため、農民は4年以上、インドネシア政府のあからさまな弾圧にも屈することなく、抗議や訴訟を続けてきました。今回は現地とオンラ インで繋ぎ、その暮らしや思いを農民の皆さん、そして現地NGOの皆さんに直接報告していただきます。ぜひご参加ください。

※インドネシア・インドラマユ石炭火力発電事業・拡張計画とは?
西ジャワ州インドラマユ県に100万kWの発電所2基を建設する計画。うち1号機については、JICAが実施可能性調査を実施。基本設計等をエンジニアリング・サービス(E/S)借款(2013年契約)で支援してきた。発電所の建設向け本体借款については、インドネシア政府の要請待ち。
農地収用に伴う生計手段の喪失などを懸念し、小農が強い反対の声をあげてきた。環境訴訟で住民側が勝訴した後、農民が冤罪で不当逮捕・勾留されるなど、インドネシア政府側の弾圧が強まっている。

日 時2020年6月25日(木) 19:00~21:00
参加費無料
申込み前日24日の16:00までに、以下からお申込みください。
> 申込みフォーム
※オンライン会議システムのzoomを使います。
※マイク・スピーカー機能のついたPCもしくはスマホ、タブレットが必要です。
※前日24日の18:00までに、メールにてzoom会議参加用のリンクと説明をお送りします。
問合せ国際環境NGO FoE Japan(担当:波多江)
E-mail: hatae@foejapan.org
電話: 03-6909-5983/ファックス: 03-6909-5986
共 催国際環境NGO FoE Japan、「環境・持続社会」研究センター(JACSES)、気候ネットワーク、メコン・ウォッチ
プログラム1.開催趣旨(5分)
2.インドラマユ石炭火力発電事業・拡張計画の概要と日本の関わり (10~15分)
3.現地NGOからの報告:影響を受けるインドラマユ農民の懸念と闘い(30分/逐次訳含む)
4.質疑応答(10分)
5.インドラマユ農民の皆さんからの報告(20分/逐次訳含む)
6.質疑応答(30分)

●関連サイト
インドラマユ石炭火力発電事業拡張計画について 
・「JBICの石炭発電融資にNo!」プログラムについて
 >https://sekitan.jp/jbic/

 

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