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プレスリリース
国会議員、市民団体ら、北神圭朗経済産業大臣政務官と会合
大飯原発敷地内の断層の再調査を要望
2012年 6月26日
大飯原発の再稼働に関連し、本日、国会議員、福井、関西、首都圏の市民団体(※)などが北神圭朗経済産業大臣政務官と面談。敷地内の断層の再調査を求める要望書を提出しました(10,663筆の個人署名、248団体の賛同署名)。
市民団体などは、活断層の可能性を強く示唆するトレンチ北側の断面図(下図参照)が、国のバックチェックの委員会などで委員に配布されていなかったことを指摘。また、渡辺満久・東洋大教授などの変動地形学の専門家に加え、保安院の専門家会議の杉山雄一・産業技術総合研究所主任研究員が再調査が必要であるとしている点などをあげ、強く再調査を要請し、「それまでは再起動をすべきでない」としました。
北神政務官は、「懸念は理解した。大飯原発の再稼働は枝野大臣の判断事項であるが、要請の内容、専門家からそういう指摘があったことはしっかりと伝える」と述べました。
なお、破砕帯(断層)の再調査に関しては、専門家の指摘に加え、岐阜県の専門委員会の報告書を踏まえ、古田肇知事が細野豪志原発事故担当相と枝野幸男経産相に面会し要望したことが報じられています。
※呼びかけ団体9団体
原発設置反対小浜市民の会
プルサーマルを心配するふつうの若狭の民の会
サヨナラ原発福井ネットワーク
グリーン・アクション
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)
福島老朽原発を考える会(フクロウの会)
国際環境NGO FoE Japan
グリーンピース・ジャパン
福島原発事故緊急会議