脱原発・エネルギーシフトに向けて
国際セミナー in 東京
チェルノブイリの経験と福島の今/市民運動が後押ししたエネルギー政策転換
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ドイツを脱原発の決定に導いたのは、チェルノブイリ後に各地で巻き起こった市民運動でした。地元での脱原発運動がつながり、合流して大きな環境団体となりました。約48万人の会員を擁するFoEドイツも、この流れの中で誕生しました。
このたび、ドイツ最大の環境団体(FoE ドイツ)に設立当初から参加し、一個人として、また市民活動家として、放射能や原子力問題に関わってきた代表のフーベルト・ヴァイガー氏が来日します。これにあわせ東京・福島でセミナーを開きます。ドイツ・欧州の経験と福島の今について、話し合いましょう。
>9/20「国際セミナー in 福島」 開催案内はこちら
●フーベルト・ヴァイガー(FoEドイツ代表) |
●セミナー1
放射能汚染の広がりと市民~ドイツの経験と福島の今
1986年のチェルノブイリ事故の直後、欧州一帯にも大量の放射能が降り注ぎ、ドイツでも市民は大混乱に陥りました。きのこやベリーから高い放射能汚染が見つかり、子どもは外で遊ばせないように、粉ミルクは廃棄・・・、と放射能影響の深刻さにさらされる中で、原子力発電を問い直す大きな市民運動が各地で巻き起こりました。
チェルノブイリ後の周辺地域、現地の状況や子どもたちをまもるために取られた方策、補償の問題など、ドイツ・欧州の経験と福島の今について、話し合います。
・「チェルノブイリ後のドイツ・欧州~放射能汚染の広がりと市民」 ・・・フーベルト・ヴァイガー(FoEドイツ)
・「福島の今 ~被ばくの現状と市民」 ・・・満田夏花(FoE Japan)
日 時 | 2011年9月21日(水) 14:00~16:00 |
会 場 | 衆議院第ニ議員会館 多目的会議室 >地図 |
参加費 | 1000円 |
申込み | 申込みフォームよりお申込みください > 申込みフォーム(一般) > 申込みフォーム(サポーター) |
主催・問合せ | FoE Japan(フレンズ・オブ・ジ・アース・ジャパン) 担当:吉田(finance@foejapan.org) |
●セミナー2
ドイツの市民運動が後押ししたエネルギー政策転換
ドイツ市民の脱原発の声は、1998年に社会民主党政権を誕生させ、2002年の脱原発の制定にもつながりました。メルケル政権で原発延命の議論も出てきたものの、福島原発事故直後に再検討を決定。5月30日、改めて2022年までの脱原発が決定しました。同時に、2000年に導入された再生可能エネルギー買取法によって、再生可能エネルギー利用は右肩上がりに上昇、2011年には送発電量の2割にも達しています。
ここでも、独自に再生可能エネルギー導入を進める市民イニシアチブが制度づくりを後押ししました。
エネルギー・原子力政策転換にいたる政策決定プロセスと市民運動について、ドイツの経験をもとに、FoEドイツの活動についても聞きながら議論します。
・「ドイツの市民運動が動かしたエネルギー政策転換」 フーベルト・ヴァイガー(FoEドイツ)
日 時 | 2011年9月21日(水) 17:00~19:00 |
会 場 | 衆議院第ニ議員会館 多目的会議室 >地図 |
参加費 | 1000円 |
申込み | 申込みフォームよりお申込みください > 申込みフォーム(一般) > 申込みフォーム(サポーター) |
主催・問合せ | FoE Japan(フレンズ・オブ・ジ・アース・ジャパン) 担当:吉田(finance@foejapan.org) |
当日資料[PDF]
【セミナー1】 放射能汚染の広がりと市民~ドイツの経験と福島の今
>プログラム
>福島は今~市民運動に何ができるか 汚染の広がりと避難 ・・・満田夏花(FoE Japan)
>福島市渡利地区における放射線量調査結果(要約)
>チェルノブイリ事故の影響とドイツの市民運動 ・・・フーベルト・ヴァイガー(FoEドイツ)
【セミナー2】 ドイツの市民運動が後押ししたエネルギー政策転換
>プログラム
>原子力のなき未来に向けてのシナリオ ドイツの経験から ・・・フーベルト・ヴァイガー(FoEドイツ)