脱原発・エネルギーシフトに向けて
国の審議会委員へ大飯原発破砕帯現地調査を要望
6日28日、大飯原発再稼働に反対する9団体(注1)は、国の地震・津波に関する意見聴取会(活断層関係)委員に対して、下記を踏まえ 大飯原発破砕帯の現地掘削調査を求める緊急要望書を 送りました。
6月27日に国会議員5名(注2)と渡辺満久教授(東洋大学・変動地形学)が大飯原発敷地内を視察した際、
・敷地内のF-6破砕帯が走っている場所を確認、現在建物などが建っておらず、掘削調査が可能な地点が3点あった
・アスファルトをはがして掘削すれば、数日でF-6破砕帯についての調査は可能(埋め戻しも入れて約1週間)
・耐震安全上重要な施設である非常用取水路が、F-6断層をまたいでいること
を確認しています。
また、6月25日に行った原子力安全・保安院と市民との交渉において 、破砕帯(断層)が活断層であることが示唆されるF-6破砕帯のトレンチ北側の図(下図/説明文などは「美浜の会」で加えた)は、一度も示されていなかった ことが明らかになったことにも触れています。
7月1日にも再起動と言われていますが、このまま動かすわけにはいきません。
国の地震・津波に関する意見聴取会の委員連絡先を美浜の会が調べてくれました。「再調査を」の声を届けてください。
地震・津波に関する意見聴取会(活断層関係)委員
阿部 信太郎委員 〒101-0064 東京都千代田区猿楽町1-5-18 財団法人地震予知総合研究振興会 主任研究員 TEL:03-3295-1966 FAX:03-3295-3136
今泉 俊文委員 〒980-8578 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉6-3 東北大学院理学研究科地学専攻
imat@m.tains.tohoku.ac.jp TEL:022-795-6674(事務室)FAX:022-795-6675(事務室)
岡村 行信委員 〒305-8567 茨城県つくば市東1-1-1 中央第7独立行政法人 産業技術総合研究所 活断層・地震研究センター研究センター長 TEL:029-861-3691(代表) FAX:029-861-3803
杉山 雄一委員 〒305-8567 茨城県つくば市東1-1-1 中央第7独立行政法人 産業技術総合研究所 活断層・地震研究センター主幹研究員 TEL:029-861-3691(代表) FAX:029-861-3803
遠田 晋次委員 〒611-0011 宇治市五ヶ庄 京都大学防災研究所 地震予知研究センター棟 301号
toda@rcep.dpri.kyoto-u.ac.jp TEL:0774-38-4193
山本 博文委員 〒910-8507 福井県福井市文京3-9-1 福井大学 教育地域科学部 地学TEL:0776-23-0500(代表)
注1:9団体
原発設置反対小浜市民の会
プルサーマルを心配するふつうの若狭の民の会
サヨナラ原発福井ネットワーク
グリーン・アクション
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)
福島老朽原発を考える会(フクロウの会)
国際環境NGO FoE Japan
国際環境NGO グリーンピース・ジャパン
福島原発事故緊急会議
注2 福島みずほ議員(社民党)、橋本勉議員(民主党)、服部良一議員(同)、三宅雪子議員(民主党)、平山誠議員(新党大地)