脱原発・エネルギーシフトに向けて
国会議員47名の署名提出 「原発再開は、国会の事故調の結果を待つべき」
本日開催された緊急院内集会「大飯原発3・4号機の再稼動に待った!」において、国会議員47名が署名した「原発運転の再開判断にあたっては、国会の事故調の結果をまつこと」を求める要請文を、政府に提出しました。
提出は、福島みずほ・社民党党首、服部良一・衆議院議員、平智之・衆議院議員、吉田忠智・参議院議員が行いました。
本要請は、原発の運転再開の政治的判断を下すとされている野田・総理大臣、枝野・経済産業大臣、細野・原発担当相、藤村・官房長官にあてたもの。「ストレステストは、福島原発事故の実態を反映していない」とし、拙速に運転再開の手続きを進めることはせずに、「国会の福島原発事故調査委員会の調査・結論を待つべき」としています。
本署名は、FoE Japan、福島老朽原発を考える会(フクロウの会)、グリーン・アクション、グリーンピース・ジャパン、脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会(e シフト)、美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会の6団体が呼び掛けたものです。
市民団体は、「現在の原発再稼働に向けた手続きは、国会も国民も軽視したもの。原子力安全・保安院は、ストレステストの審査の判断基準を『福島原発事故を繰り返さない』としていますが、そもそも、福島第一原発事故の原因究明もなされていない中、『福島原発事故を繰り返さない』ことを、どのように説明するのか」としています。
署名議員はこちらをご覧ください
>https://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/post-02ac.html
要請文については下記をご覧ください
>https://dl.dropbox.com/u/23151586/120119_giinshomei_saikado.pdf
署名活動は、3月上旬まで継続されます。
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