「見える化」プロジェクト
「対談:どう描く?福島の今 鈴木邦弘さん×千宙さん」
放射性物質は敷地の外にとびちらないことになっていた。
すべて「想定外」。
除染した汚染土は、東京ドーム約13杯分以上とも。イチエフの敷地には処理汚染水のタンクが立ち並んでいます。
避難している人は未だに3万人以上。避難先で夢にまでみたふるさとの姿は、すっかり変わってしまいました。
あの事故から私たちは何を学んだのでしょうか?
絵本作家の鈴木邦弘さんと福島県出身の日本画家千宙さんを迎え、「福島を描く」ことについてのオンライン対談を開催します。
ぜひご参加ください。
日 時 | 2020年7月28日(火)19:00~20:30 |
申し込み | 前日の16:00までに、以下からお申込みください。 >申込みフォーム ※オンライン会議システムのzoomを使います。 ※マイク・スピーカー機能のついたPCもしくはスマホ、タブレットが必要です。 ※前日27日の18:00までに、メールにてzoom会議参加用のリンクと説明をお送りします。 |
参加費 | 無料 |
問合せ |
国際環境NGO FoE Japan |
鈴木邦弘さんプロフィール
イラストレーター、絵本作家、介護福祉士。長岡造形大学卒業、パレットクラブ6期生。第4、6回MOEイラスト絵本大賞入選。個展、グループ展等多数出展。19年「もやい展@金沢21世紀美術館」出展、21年「もやい展@横浜赤レンガ倉庫」出展予定。東電福島第一原発事故後の双葉郡を舞台に描いた絵本『楽園』発売中。15年より福島県を取材し、イラストレーションや絵本の制作を行う。コミカルなキャラクターを描きつつシニカルなメッセージを作品に込め、半径5mから、より多くの人たちに伝えていきたいと考えている。
千宙さんプロフィール
1993年、福島県出身。日本人の父と日系ブラジル人の母のもとに生まれる。対極にある2つの文化や習慣が混在する家庭環境は、自身の個性や発想に大きな影響を与えた。
3.11と原発事故をきっかけに、甚大な災害に苦しむ故郷の東北を思い、進学していた京都の大学を退学し、被災地のボランティアに参加。その後、メディアに取り上げられない被災地の現状を発信する講演活動を行い、これまでに日本各地や韓国で約50回の講演会にスピーカーとして登壇した。これらの経験の中で、アートに心を癒す力があることを再認識し、2014年に東北芸術工科大学に入学し、卒業。広大な宇宙の中で紡がれる小さな生命の循環をテーマに、今日まで作品制作を続けている。
関連情報:
>声明:福島第一原発事故から9年 「オリンピック」で覆い隠してはならない被害の実態
>福島の今とエネルギーの未来2020
>★延期になりました★<企画展示>Fukushima 2020 原発事故から続く日々
東電・福島第一原発事故「見える化」プロジェクト ご寄付募集 着々と福島原発事故の「見えない化」が進んでいます。避難者の数や実態、健康被害をはじめ、被害の実態や除染土など、原発事故の痕跡そのものが覆い隠されようとしているのです。 FoE Japan では、原発事故から10年目である2020 年にあわせ、東電福島第一原発事故を「見える化」し、国際的に情報を発信していくプロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトを実施するために、みなさまのご寄付を呼び掛けています。ぜひご協力ください。 振込先:郵便振替口:00130-2-68026 口座名:FoE Japanまたは城南信用金庫 高円寺支店 普通358434 エフ・オー・イー・ジャパン 送金後、確認のために、事務局まで「見える化への寄付」とご連絡ください。 |