脱原発・エネルギーシフトに向けて
【パブコメ・ワークショップ】高浜1・2号機 40年超え老朽原発の運転にノーを!(3/22)
原子力規制委員会は、2月24日に、関電高浜原発1・2号機について、新規制基準に適合するとの審査書案を了承し、パブリック・コメント(意見募集)が開始されました。高浜原発1・2号機は、40年の運転期間を満了しており、再稼働のためには、今年7月7日までに新規制基準の適合性審査と寿命延長のための審査を終えなければなりません。
審査の内実は、耐震安全評価にしても、ケーブル防火対策にしても、重大事故対応にしても、できますやりますと書いているだけ、規制委側も方針を確認しただけで、具体的な確認はすべて、この先の詳細設計の審査に先送りとなっています。関電、規制委側の双方が、期限優先の形だけ審査に走っているというのが実情です。
審査の過程で大きな問題となっているのが、炉内構造物の耐震安全性です。基準地震動が大きくなり、従来の手法では、基準地震動が原発を襲った時に機器にはたらく力が、許容値を上回ってしまいます。この段階で不適合とすべきですが、関電と規制の双方で抜け道を探っているのです。福島第一原発の事故は、1号機が40年を迎える15日前に発生しました。悲劇を繰り返さないためにも、寿命延長は許されず、高浜原発1・2号機は直ちに廃炉にすべきです。パブリック・コメントでノーの声を突き付けましょう。パブコメ・ワークショップでは、審査の問題点について解説、議論します。意見応募の参考にしてください。
パブリック・コメント(意見募集)の詳細は以下をご覧ください
https://www.nsr.go.jp/procedure/public_comment/20160225_01.html
日 時 | 2016年3月22日(火)19:00~21:00 (開場18:30) |
会 場 | 東京しごとセンター5階セミナールーム(飯田橋駅5分) >地図 |
内 容 |
40年超えの関電高浜原発1・2号機について、審査の問題やパブリック・コメントのポイントを解説します。 |
参加費 | 500円 |
主 催 | 原子力規制を監視する市民の会/FoE Japan(エフ・オー・イー・ジャパン)/福島老朽原発を考える会 |
問合せ | 090-8116-7155(阪上まで) |
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