脱原発・エネルギーシフトに向けて
緊急署名「大飯原発破砕帯に関する緊急要望書」・6/25 政府交渉
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今月16日、政府はあらゆる反対の声を無視して、大飯原発の再稼働を決定しました。しかし、大飯原発の敷地内に、「活断層の疑いが極めて高い」断層(破砕帯)が存在しており、再稼働を容認する専門家からも、再調査を求める声があがっています。
さらに、斑目春樹・原子力安全委員会委員長からも再評価すべきと発言しました。
これらが全く無視されている今の状況は、3・11以前よりひどい状況と言えるでしょう。怒りを禁じえません。
このたび、この活断層(破砕帯)の問題および制御棒の挿入時間が安全基準を超える問題について、政府交渉を行います。人の命がかかる問題です。しっかりと安全性を問うていきましょう。
(参考)大飯原発の破砕帯、総点検を 渡辺教授(東洋大)が講演
>https://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/society/35338.html (福井新聞)
抜粋:
「渡辺教授が着目するのは、大飯2号機と3号機の間の地下を通る「F6」と呼ばれる破砕帯。岩盤と上部の地層が同様にずれた形跡があり、破砕面に粘土が付着している点から「典型的な活断層の構造だ」とし、国に地質の調査を求めた。調査に必要な期間については「数日で十分やれる」とも話した。」
署名にご協力を!「大飯原発の破砕帯に関する緊急要望書」 締切:6/25 18:00 |
6/25 政府交渉「大飯原発:再稼働を止めよう!」
警鐘をならす専門家の声に耳を傾け、破砕帯(断層)の再調査を求めましょう
敦賀原発では、4月の現地調査によって、国の専門家が破砕帯は活断層であると認めました。これを契機に、同様の危険性が大飯原発の破砕帯にも存在するのではないかという疑いが急浮上しています。複数の専門家によってその危険性が指摘されています。この断層が動けば、地表にズレを引き起こし、配管や重要な機器を破壊してしまいます。
国の「地震・津波に関する意見聴取会(活断層関係)」委員でもある杉山雄一氏も「大飯原発など若狭湾の原発は、現地調査であらためて状態を確認するべきだ」と話しています。
6月7日中国新聞(PDF版) >https://dl.dropbox.com/u/23151586/120607_chugoku_s.pdf
関西電力がこれまでのバックチェックで国に提出した説明資料の中では、設置許可申請書では出していたF-6破砕帯のトレンチ北側の図を省略していました。また、粘土の記述についても省略しています。
保安院は6月10日の福井県原子力安全専門委員会で、この断層について、建設前のトレンチ図の拡大版と写真を入手すると表明しています。これら資料も早急に公開すべきです。
この問題を問うために、保安院交渉を実施します。
日時 | 2012年6月25日(月)13:00~17:00 事前集会:13:00~14:00 交 渉 :14:00~15:30 (相手方 原子力安全・保安院担当部署) 事後集会:16:00~17:00 ※12:30から参議院議員会館ロビーにて、通行証を配布します。 |
場所 | 参議院議員会館 講堂 >地図 最寄駅:東京メトロ・永田町駅または国会議事堂前駅 |
テーマ |
大飯原発の安全上の問題 |
参加費 | 500円 |
問合せ | FoE Japan TEL 03-6907-7217(日中のみ) FAX 03-6907-7219 携帯:090-6142-1807(満田) 福島老朽原発を考える会 TEL/FAX 03-5225-7213 携帯:090-8116-7155 |
呼びかけ団体 | 原発設置反対小浜市民の会 プルサーマルを心配するふつうの若狭の民の会 サヨナラ原発福井ネットワーク グリーン・アクション 美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会) 福島老朽原発を考える会(フクロウの会) 国際環境NGO FoE Japan グリーンピース・ジャパン 福島原発事故緊急会議 |