3/13セミナー「原発事故から13年目の日本と脱原発を実現したドイツの経験」
>資料「ドイツのエネルギーシフトと脱原発」フーベルト・ヴァイガーさん、リヒャルト・メルクナーさん
>資料「なぜドイツは脱原発ができたのか ドイツと日本の奇妙な関係」(福澤啓臣さん)
2023年4月15日、ドイツは最後に残っていた3基の原子炉を停止し、「脱原発」を実現しました。また2023年、ドイツの発電における再エネ割合は50%を超え、2030年80%、2035年100%の目標を見据えています。
このたび、ドイツ最大の環境団体の一つであるドイツ環境自然保護連盟(BUND/FoEドイツ)から元代表らによるセミナーを開催します。
ドイツの脱原発やエネルギーシフトについて学びます。
日時:2024年3月13日(水)14:00-15:30
会場:衆議院第二議員会館 多目的会議室(国会議事堂前、永田町)
+zoomによるオンライン
プログラム案: (同時通訳)
・挨拶
…阿部知子、近藤昭一(原発ゼロ・再エネ100の会)
・ドイツの環境運動・脱原発運動の歴史とBUND(FoEドイツ)
…福澤啓臣(元ベルリン自由大学教授)
…フーベルト・ヴァイガー(FoEドイツ元代表)
・ドイツの脱原発と再エネ、エネルギーシフト 30分
…リヒャルト・メルクナー(FoEドイツ・バイエルン州本部代表)
…マルティン・ガイルフーフェ(FoEドイツ・バイエルン州本部政策部長)
・意見交換、質疑応答
・司会…吉田明子(国際環境NGO FoE Japan)
お申し込みはこちら (会場)https://forms.gle/Xw6rkF1YFxCGtHf36
(オンライン)https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN__9lHd8mbSMSRysfxYkj6Gg
ちらしはこちら
主催:国際環境NGO FoE Japan
共催:フリードリヒ・エーベルト財団、原発ゼロ・再エネ100の会
●FoEドイツ/BUNDの概要
FoEドイツ /Frinds of the Earth Germany/BUND(ドイツ環境自然保護連盟)
ドイツ最大の環境団体の一つ。
Bund für Umwelt und Naturschutz Deutschland – BUND e.V.
ドイツ国内の自然保護団体の連合として1975年に設立。各州の州本部、各町のローカルグループがある。
会員・支援者は60万人以上。自然保護や気候変動、エネルギー、交通、食と農業など様々なテーマに取り組む。
2000年にFriends of the Earthのネットワークに参加。
●FoEドイツ メンバーのプロフィール
・Hubert Weiger(フーベルト・ヴァイガー)
ミュンヘンとチューリヒで森林学を学び博士号取得、その後カッセル大学やミュンヘン工科大学で教える。1988年から自然保護と気候保護の分野で活動。バイエルン州での自然保護活動などに長く携わり、1973年よりBUNDの前身のバイエルン環境連盟に参加、1975年のBUND設立にも関わる。2002年よりBUNDバイエルン州本部代表(会員約25万人、スタッフ約230人)、2007年から2019年までBUND代表。2011年、2014年、2016年にも来日。
・Richard Mergner(リヒャルト・メルクナー)
フライブルクとバイロイトで地域開発と経済地理学を学ぶ。1988年から自然保護と気候保護の分野で活動。1990年以来、BUNDバイエルン州本部で活動し、特にエネルギー転換「Energiewende」に力を注ぎ、多く活動を主導、講演も多数行っている。2018年4月からはBUNDバイエルン州本部の代表。エネルギー転換について、省庁や政党に専門的なアドバイスをしている。これまでもBUNDの前代表フーベルト・ヴァイガーとともに来日。
・Martin Geilhufe(マルティン・ガイルフーフェ)
1984年ドレスデン生まれ。BUNDバイエルン州本部の政策部長、BUND国際環境政治ワーキンググループ議長。ミュンヘンのルートヴィヒ・マクシミリアン大学で地理学、ドイツ学、哲学を学ぶ。2011年から2015年までドイツ自然保護協会理事。日独友好を深めるため、日本にも複数回来日。
・福澤啓臣
1970年代よりベルリン在住。元ベルリン自由大学准教授。2011年5月より東日本大震災復興支援NPO「絆・ベルリン」副会長)、ベルリンの反原発市民団体「Sayonara Nukes Berlin」のメンバー。オンライン雑誌『現代の理論』にドイツについての紹介記事を連載執筆。脱原子力運動や再生可能エネルギーの普及に取り組んでいる。