脱原発・エネルギーシフトに向けて
8/18 映像でみるベトナム原発輸出「忍び寄る原発~福島の苦悩を輸出するのか」
野田政権は大飯原発の再稼働を強行しましたが、福島原発事故を機にした脱原発の世論と運動はいっそう広がっています。
その一方で、日越両政府はベトナム・ニントゥアン省の原発建設計画を着々と進めており、現地では反対運動が起きています。
ドキュメンタリー『忍び寄る原発~福島の苦悩を輸出するのか~』(制作:FoE Japan/撮影・編集:中井信介/26分)を撮られた中井信介さんと、ベトナム現代史研究者の伊藤正子さん(京都大学教員)をお招きし、
ベトナム原発輸出問題について考えます。
*お申込みなしでご参加いただけますが、人数把握のために事前にご連絡いただければありがたいです。
日時 | 2012年8月18日(土) 18:30~20:30 (開場18:00) |
会場 | こうべまちづくり会館2階ホール(定員90人) >地図 兵庫県神戸市中央区元町通4丁目2−14 |
参加費 | 800円 |
主催・連絡先 | 市民社会フォーラム (civilesocietyforum@gmail.com) |
協力 | 国際環境NGO FoE Japan |
●映像制作者、中井信介からのメッセージ
日本政府は、福島原発事故がいまだ収束していないにも関わらず、ベトナムに原発を輸出することを決めました。それは道義的に許されることではありません。
また、原発建設予定地周辺は、風光明媚で農業や漁業が盛んな豊かな土地で、予定地に暮らす住民の多くは「住み慣れた土地を離れたくない」と訴えています。
しかし、原発の危険性が正しく伝わっていないために住民たちは、予定地から僅か1kmしか離れていない土地への移転を自ら選びました。
もしも将来、ベトナムに建設される原発で事故が起こってしまったら、彼らはどうなってしまうのでしょうか?それを考えると恐ろしくてなりません。
ベトナムへの原発輸出には、税金から巨額が融資され、私たち日本国民もベトナムの原発に対して責任を負わなければなりません。
◎関連情報
>原発輸出への抗議を日本のNGOが応援――ベトナムで報道(2012.06.25)
>原発輸出にベトナムから抗議~日本政府に対応を求める要請書提出(2012.06.03)
>原発輸出にベトナムから抗議日越両政府に対応を求める要請(2012.06.03)
>[共同声明]原発輸出すべきでないこれだけの理由(2011.11.22)
>ベトナム原発建設予定地を調査レポート(2011.11.21)
>緊急国際署名:原発輸出推進政策を即刻止め、世界の脱原発をリードして(2011.08.31)